“さしでがましい”の、さしでです
この頃、ぼくは名刺交換をするときに、自分から「“さしでがましい”の、さしでです」と言うことがある。これは、名前を覚えていただくためと、場を和ませるため。
井上ひさしさんのエッセイで、戦国の武士たちが、己れの実を世にあらわすために「尤道理之介(もっともどうりのすけ)」など、抱腹絶倒のふざけた名前をよくつけて、その名を戦場で名乗ると敵も味方もどっと笑い転げた(『燕石雑志』)と書かれていたことにもよる。
ユーモア感覚は、時代を超えて大切だ。
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