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巨人の2022「年男」期待を裏切った井納翔一と平内龍太が逆襲を期す

SPAIA

巨人の2022「年男」,ⒸSPAIA

FA移籍の井納は5試合登板のみ

セ・リーグ2連覇していた巨人は昨年、目標の日本一どころか3位に終わり、日本シリーズに進出すらできなかった。2022年こそは溜飲を下げるような鮮やかな勝ちっぷりを見たいファンも多いだろう。

心中期する年男がいる。1986年生まれの35歳・井納翔一だ。

DeNAで通算50勝を挙げ、2020年オフにFA宣言して巨人移籍。伝統のユニフォームに袖を通し、昨年3月31日の中日戦で先発したが、5回4失点で敗戦投手となると、翌日に登録抹消された。

5月4日に一軍昇格したものの中継ぎで4試合に登板しただけで同20日に再び抹消。結局5試合登板で0勝1敗、防御率14.40に終わった。二軍でも24試合登板で6勝7敗2セーブ、防御率4.07。到底、納得できるシーズンではなかっただろう。

FA移籍時に2年契約を結んだため、推定年俸は現状維持の1億円。契約最終年の2022年は勝負のシーズンになる。過去の実績は忘れ、裸一貫出直しを図る35歳が意地を見せるか注目だ。

わずか3試合登板に終わったドラ1平内

もう一人、注目したいのは1998年生まれの年男、平内龍太だ。亜細亜大からドラフト1位で入団し、即戦力右腕として期待されたが、昨季は一軍でわずか3試合登板、0勝1敗、防御率14.40と不本意な成績に終わった。2桁勝利を期待する声もあった中で、誰よりも本人が一番悔しさを感じているだろう。

二軍では38試合に登板して5勝4敗6セーブ、防御率3.13。前向きに捉えれば、多くの実戦機会があったのは収穫と言える。10月27日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦では8者連続三振を奪う快投も見せた。今季へ向け、ボルテージは上がっている。

2021年はセ・リーグ新人王に輝いた広島・栗林良吏、開幕から話題をさらった阪神・佐藤輝明、4球団競合の楽天・早川隆久、10勝を挙げた日本ハム・伊藤大海らドラフト1位で入団した同期選手の活躍が目立った。

2022年、遠回りしたドラ1右腕が本来の実力を発揮すれば、巨人の復権も見えてくるはずだ。

リハビリに専念したドラ2山崎伊織も意欲

ドラフト1位の平内と同じ兵庫県出身で、小学校時代から互いに存在を知っていたというドラフト2位の山崎伊織も燃えている。神戸国際大付高時代の平内と、明石商高にいた山崎が対戦するなど、2人の野球人生は何度も交わってきたが、プロ1年目に活躍できなかったことまで重なってしまった。

2020年にトミー・ジョン手術を受けたため、ルーキーイヤーはリハビリに専念。投げたい気持ちを抑えながら回復に努めた。上原浩治や菅野智之が背負ってきた背番号19を継承した右腕は、今年こそ初めてのプロのマウンドに立ち、2年分の思いをぶつけたい。

ほかにもJR東日本から入団3年目を迎える右腕・太田龍、中京大から入団2年目を迎える左腕・山本一輝も年男。創価大から入団2年目の萩原哲、京都先端科学大から入団2年目の喜多隆介の捕手2人も1998年生まれの寅年だ。

今オフはFA戦線も無風で大きな補強はなし。V奪回に向け、若手の底上げこそがチーム力をアップするはずだ。

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記事:SPAIA編集部

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