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つい先日の連休で、伊豆の三島方面に行ってきました。父や妹家族を含む総勢9人の大所帯だったんですが、やっぱり子供がいると楽しいですね。旅は娘と姪っ子を中心に回っていきました。

さて、その中で我々が訪れたのが『伊豆パノラマパーク』です。正直、私は存じ上げなかったんですが、当初の想像の10倍は優良な施設だったのでご紹介しましょう。

・ロープウェイ

今回の旅で我々はまず新幹線で「JR三島駅」まで行きました。三島からはレンタカーでゆるりと走り、石川さゆりの天城越えで有名な「浄蓮の滝」あたりを見学しつつ、何カ所か道の駅にも寄りました。

そして宿が近付いて来た頃、窓越しにロープウェイが見えたのです。ロープウェイを見た娘と姪っ子（両方とも小学生）は「乗りたい！　乗りたい！」とテンション爆上がり。その施設こそ『伊豆パノラマパーク』でした。

・えっ

翌日は特に予定も無かったため「まあいいか」とロープウェイに乗る約束をしてしまいましたが、よくよく調べてみると伊豆パノラマパークの施設利用チケット（ロープウェイ込み）は大人1人3500円もするではありませんか。

「ちょちょちょ、ロープウェイで3500円ですか？」と思ったものの、この時点では後の祭り。宿泊したホテルで割引きチケットが販売されており、結局1枚3000円でしたが、それでも内心「ロープウェイで3000円か……」と思っていました。

・仕方ないから行ってみた

さて、翌日。ウキウキのキッズ2人を引き連れて『伊豆パノラマパーク』に到着しました。ぶっちゃけ、当初はロープウェイ以外は何があるのかわかりませんでしたが、どうやら麓（ふもと）はお土産売り場やレストランなどがあるようです。

そのお土産売り場も「昔ながらの～」ではなく、洗練されたお洒落な感じ。とはいえお土産は後回しにするとして、さっそくロープウェイに乗車することにしました。

麓から目指すのは標高452ｍの「葛城山」の山頂で、ロープウェイ全長約1800ｍとのこと。乗車時間は7分ほどですが、みるみると麓の景色が小さくなっていきます。

さあ、頂上についたので後は景色を見て降りるだけ……かと思いきや『伊豆パノラマパーク』はここからが本番でした。簡単に言うと『伊豆パノラマパーク』は山頂がメッチャ整備されていたのです。

・山頂が本番

カフェは2つあり、もちろん富士山は丸見え。神社やウッドデッキのオシャレな散歩道、子供向けにはアスレチック広場までありました。

そしてアクアリングと呼ばれる山頂の山頂では、360°のパノラマワールドが広がります。地上からは見えなかった駿河湾と富士山の組み合わせは紛れもなく絶景と申し上げていいでしょう。

さらに富士山を見ながら足湯が出来たのは最高でした。簡単に言えば『伊豆パノラマパーク』は山の上にあるキレイに整備された公園で、その気になれば3～4時間は時間が潰せそうです。

・想像の10倍良かった

滞在中は「よく山の上にこんな施設を作ったよな～」と頭をよぎったほど、伊豆パノラマパークは作り込まれていました。当初はロープウェイ代かと思っていましたが、常に富士の絶景を見渡せる山頂の施設だと思えば、入場料にも納得です。

もしかしたら雨の日だと『伊豆パノラマパーク』を存分に楽しむのは難しいかもしれませんが、そうで無ければかなりいい施設ではないでしょうか。料金は大人や子供、曜日によっても変わるので、行かれる方はホームページを確認してみてくださいね。

参考リンク：伊豆パノラマパーク
執筆：P.K.サンジュン
Photo：RocketNews24.