【和歌山市】「ロジカフェ」和歌山駅近くの古民家カフェでほっこり癒されて
和歌山駅近くの古民家カフェ「Roji cafe(ロジカフェ)」。アジアンプレートや七輪で自分で焼くお団子セットなど多彩なメニューがそろう中、2024年に登場した「だし巻き玉子重」が人気急上昇。たくさんの人に愛される同店を切り盛りするオーナー夫妻にお話を伺いました。
2010年の開店以来
愛され続ける和駅近くの古民家カフェ
JR和歌山駅から歩いて約5分、ハローワーク和歌山の向かいに「Roji cafe(ロジカフェ)」はあります。オーナー夫妻が戦後まもなく建てられた民家をリノベーションしたこの場所に惚れ込んで、2010年にオープン。和歌山の古民家カフェの先駆け的存在として、老若男女問わずたくさんの人に愛され続けてきました。
お店に入ると、ミックスカルチャーと言おうか、ジャンルを問わずたくさんの雑貨が賑やかに並んでいます。
ハンドメイド作家さんが作ったアクセサリー等の委託販売も。
1階写真
2階写真(画像提供:ロジカフェ)
1階に4つ、2階に5つある座敷席は、田舎の親戚の家に遊びに来たかのようなあたたかみを感じさせます。2階はイベント等にも使用されるそうです。
インテリアは古着屋・古道具屋(中にはみその商店街で買ったものも!)や奥さんの妹さんが旅先で購入したものであったり、旅館をしている実家から持ってきたこたつ布団なども。この雑多な雰囲気が今時のカフェとはまた違った“味”になっています。
夫婦で試行錯誤した
愛情たっぷりの多彩なメニュー
ワンプレートでアジアのグルメを堪能できる「ロジのアジアンプレート」(1958円)や、七輪で自分で焼く「ロジのお団子セット」(1485円/グリーンティー付き)などたくさんあるメニューの中から、今回は2024年に登場して以来大人気の「だし巻き玉子重」をいただきました。
だし巻き玉子重(1738円)
「しっかりごはんを食べてほしい」をコンセプトに、分厚いだし巻き玉子が入ったお重に、薬味などのトッピング、エビの天ぷら、小鉢、汁物、お出汁が付いた男性も大満足のボリューム。
重箱の蓋を開けるとふわっと香る、だし巻き玉子のやさしいお出汁の香りに思わず心が弾みます。だし巻き玉子には鶏卵をたっぷりと4つ使用することで、このボリュームとふわふわ感を実現。お出汁の味付けはごはんに合うように、何度も工夫を重ねたそうです。
途中で明太子や薬味をのせて味変したり、エビ天をのせて贅沢に楽しんだり…
お茶漬け用のお出汁も用意されているので、〆は出汁茶漬けでさらさらといただきます。
食べ進めるほどにおいしさが変化していくのがとても楽しい!
和洋折衷、多彩なジャンルがそろう同店のメニューは、夫婦で試行錯誤して作っているそう。
奥さんは「新しいメニューを作る時は、だいたいまず私がこんな感じにしたいなと思うアイデアを出して、それを『これはいいんちゃう、これはあかんやろ』と2人でやり取りしながら作っています。喧嘩もするけれど(笑)、2人でやっているからこそプラスにできるんですよね」と、朗らかな笑顔で話してくれました。
「食べてほっこりして、ニコニコしてほしい」
「ロジカフェに来たら、食べてほっこりして…ニコニコして帰ってほしいんです」とオーナー夫妻。同店が長くたくさんの人に愛される理由が、その一言にギュッと詰まっている気がします。
気さくなオーナー夫妻が営む駅チカの古民家カフェで、ゆったりとした時間を過ごして。
名称
RojiCAFE(ロジカフェ)
所在地
和歌山県和歌山市田中町5-1-2
電話番号
073-424-7363
営業時間
12:00~15:00
18:00~20:00
定休日
火曜
駐車場
なし
@rojicafe
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