ワークショップに子どもの笑顔 資金助成受け春に初開催〈川崎市多摩区〉
麻生区新百合ヶ丘を中心に子育てレッスンなどを行う「Linkmama」が主催するイベントが3月28日、黒川青少年野外活動センターで開催され、約20人の子どもと、保護者が参加した。
例年、夏休み期間に親子向けのワークショップを実施している同団体が、今回初めて子どもを主な対象に開催。市民から寄付を募り、市民団体の活動に資金助成を行う「公益財団法人かわさき市民しきん」からの助成金を活用し、行われた。
当日は同団体に所属するメンバーが講師となり、アイシングクッキー作りなど3種類のワークショップを実施。小物に装飾をする「デコパージュ」に挑戦した藤澤美來さん(はるひ野小6年)は「のりを薄く塗るのがポイント。予想以上によくできた」と喜んだ。その後、西アフリカの打楽器「ジャンベ」の演奏体験も行われ、音の響きに驚きながらも笑顔で叩く姿が見られた。
同団体の永井和美代表は「いつもは物作りだけだが、今回は演奏も組み合わせた。今後もジャンルを超えコラボしながら活動を行いたい」と展望を語った。