鎌倉 松原庵
国道134号線の由比ヶ浜から一本道に入ると、昭和のはじめに建てられた古民家があります。
大きな白いのれんをくぐると、そこは落ち着いた大人の空間です。
今回は、お蕎麦と四季折々の一品料理が美味しい鎌倉 松原庵をご紹介します。
大人の保養場。心ゆくまでくつろげる、古民家のお蕎麦屋さん
鎌倉 松原庵は、かつて波打ち際がすぐそばにあり、乱立する松の木に守られていた地に建てられたという古民家を使ったお蕎麦屋さんです。
前庭は禅寺のように整えられており、庭園灯が足元を温かく照らしながら松原庵の入口へと誘います。
美味しそうな匂いと温かな灯り。
今からここに上がれると思うと、ほっと気持ちが落ち着きます。
混み合った時は、こちらで順番待ちです。
ガラガラと開ける入口の引き戸に、さりげなく鳥の彫り物。
古き良き日本家屋の粋に、ふっと心が和みました。
玄関です。
ここで靴を脱ぎ、まるでお家に帰ってきたような気持ちになります。
店内には、テーブル席とお座敷、テラス席があり、靴から足を開放してくつろぐことができます。
床の間には、柔らかな灯りに照らされた陰影と生花。
あちらこちらで、くつろぎながら団欒している人達。
お店の方々が丁寧に親切に対応してくれるからか、とても安心感に満ちたあたたかい空間です。
四季折々の素材を味わう、松原庵の一品料理
まずは、お通しです。
野菜に、甘じょっぱいお豆が乗っていて美味。
これは醤油豆と言って、国産の黒豆を蒸して豆麹を作り専用の醤油たれで 2ヶ月ほど低温熟成させた郷土料理です。
「醤油の実」と呼ばれ、大豆の旨味が凝縮された濃厚な味わいです。
松原庵特製 いぶりがっこのポテトサラダ935円(税込)です。
滑らかなじゃがいもと、ポリポリしたいぶりがっこの食感と風味を楽しめる一品です。
本日のおすすめ一品料理、わさび香味の柿天ぷら792円(税込)は、是非食べてみて下さい。
うっすらと透けて見える薄緑がわさびです。
辛味は飛んでいてわさびの風味が甘い柿と絶妙に合っています。
細い緑色の天ぷらは、野沢菜ですよ。
お好みで、お塩をつけていただきます。
粗い粒で、甘みのあるお塩です。
蕎麦屋さんでしか味わえない、そばがき1,100円(税込)です。
粗めに挽いたそば粉を一気に練り上げてふわふわに仕上げる、蕎麦屋さんならではの一品。
シンプルゆえ、水加減、火加減、茹で加減など、作り手の腕による違いが大きく出る奥深い料理と言われています。
添えられた天然醤油と薬味で、ふわふわのそばがきを熱々でいただきました。
温かいお料理に温かい取り皿、嬉しい心配りです。
そばがきの器には、金色のアクセント?
そういえば、先ほども器に金色の柄がありました。
いぶりがっこのポテトサラダの器です。
金色の柄かと思っていましたが、よく見ると金継ぎでした。
お店の方に伺うと、たまたまそば職人さんが金継ぎのできる方で、こうしてお店の器を大切に使っているそうです。
まるで、自分の家でずっと大切にしてきた器のように大切に扱っていることに感銘を受けました。
古民家というだけでなく、日本の生活の知恵も引き継いでいると感じて嬉しくなりました。
そばがきの次は、鮮魚の梅肉しそ包み天ぷら1,430円(税込)です。
サクッとした衣に、しそと梅肉で包まれた肉厚なカンパチがふわっとほぐれて口の中へ。
ついさっきまで、鮮魚だったお魚を贅沢に味わえる一品です。
その日によって鮮魚が変わるので、お店の方に聞いてみてくださいね。
さっぱりとしたお出汁でいただく、熱々の生麩と茄子の揚げ浸し1,078円(税込)。
もっちりした生麩と、出汁がじゅわっと染み出す茄子が絶品です。
風味と喉越しを両立させた、江戸前 手打ち二八蕎麦の粋
蛤そば2,420円(税込)、これはもう人生のご褒美です。
手打ちそばにねぎと三つ葉の香り、貝の旨みがギュッと詰まったお出汁、大きな蛤がゴロっと入っています。
そばはやや細め、厳選したそば粉を使用し店内で毎日手打ちしている二八蕎麦は程よい歯応えがあります。
とても大きい蛤でした。
蛤は高タンパクで低カロリーの上、鉄分やビタミンB12、タウリン、ミネラルなどが豊富に含まれているので、貧血や疲労回復に良いですね。
数量限定です。
店内にある蕎麦打ち場、素手と道具で打つそばは文句なしの美味。
冷たいそばを熱々のお出汁でいただく鴨せいろや、シンプルなかけそばもおすすめです。
身体に優しい和スイーツ。美味しい余韻を持ち帰る。
別腹のデザートは、黒豆寒天アイス770円(税込)。
低カロリーで食物繊維たっぷりの寒天は、消化にも嬉しい和スイーツです。
食後は、そばの風味と香りを楽しむそば茶でほっと一息。
そば茶には、抗酸化作用を持つルチンや、むくみ改善などに有用性のあるカリウムが豊富です。
また、トリプトファンというアミノ酸が幸せ物質セロトニンを作りやすくしてくれるので、心身ともにリラックスできますね。
美味しい時間はあっという間です。
こちらは、お通しで出された醤油豆です。
蒸した国産の黒豆に麹を漬けて豆麹を作り、専用の醤油たれで 2ヶ月ほど低温熟成させた「醤油の実」として人気です。
鎌倉 松原庵の余韻を持ち帰りたい方は、ぜひお土産に醤油豆をどうぞ。
「残った豆麹はお魚に漬けて焼くと美味しいですよ。うちはそうやって使っているんです。」と、お店の方が親切に教えてくれました。
冷奴や長芋、じゃがバター、また、ドレッシングやソースの隠し味にもおすすめですね。
帰りがけ、2階への階段があることに気づきました。
お伺いすると、普段は開けていないけれど、テラスが使えない時期などに提供しているお部屋だそうですよ。
鎌倉 松原庵 まとめ
古民家というだけあって、建物のいたるところに風情を見つけました。
玄関の飾りかと思ったら、のれんの竿を置くところ。
機能を持ちながら富士山のような形なんて、粋ですね。
あれこれとお話を伺いながら、心ゆくまでしっとりゆったりくつろぎました。
またここに来たいなぁ。
手打ち蕎麦と四季折々の一品料理を味わいに、是非行ってみて下さいね。
最寄り駅
江ノ島電鉄線, 由比ヶ浜駅
住所
神奈川県鎌倉市由比ガ浜 4-10-3
駅徒歩
江ノ電 由比ヶ浜駅から 徒歩3分
営業日
月曜日, 火曜日, 水曜日, 木曜日, 金曜日, 土曜日, 日曜日
営業時間
11:00 ~ 21:30(20:30 Lo)
営業時間詳細
※営業時間は変更になる場合がございますので、ご来店前に店舗へお電話でご確認をお願いいたします。
定休日
年中無休
予約
不明(店舗にお問い合わせください)
電話番号
0467-61-3838
受付開始
登録なし
受付終了
登録なし
予算(下限)
1500
予算(上限)
5000
支払い方法
現金, クレジットカード, 電子マネー
支払い方法詳細
対応クレジットカード:VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、対応電子マネー:交通系、
手数料
サービス料5%
席数
70席
席の種類
テーブル席, テラス席, 座敷
個室
無し
貸切
貸切不可
喫煙可否
全席禁煙
駐車場
無し
設備・サービス
落ち着いた空間
コース内容
ドリンクメニュー
ソフトドリンク, ビール, ワイン, 日本酒, カクテル, 焼酎
利用シーン
ランチ, ディナー, デート, 家族, 友人, 接待, 女子会, 歓送迎会, 忘年会, 新年会, 誕生日, 記念日
アクセス
隠れ家レストラン
サービス
お子様連れ
可能
公式サイト
https://matsubara-an.com/shops/kamakura.php
開業年月日
2007年3月