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江戸の彩りにふれる ― 戸栗美術館「古伊万里カラーパレット―絵具編―」が開催中

アイエム[インターネットミュージアム]

戸栗美術館「古伊万里カラーパレット―絵具編―」 第1展示室より「色絵 桐亀甲文 輪花皿」

江戸時代の伊万里焼の中でも「絵具による色」を特集した展覧会が、戸栗美術館で始まった。

展覧会は「絵具の色」「色の取り合わせ」の主に2つの章で構成され、約80点の伊万里焼が並ぶ。

第1章では、技術発展や様式変遷とともに移り変わる絵具の色に着目。

第2章では、伊万里焼の絵具が色によって線の描きやすさや濃淡のつけやすさなど、異なる特性を持つことに着目し、各色の特性を踏まえて工夫を凝らしながら器面を彩った作品を紹介。

赤・黄・緑・青の基本4色で面を塗り埋めた作品や、5色以上による華やかな彩り、限られた色数で表現された洗練された意匠など、多彩な作例を取り上げている。

また、第3展示室では「江戸時代の伊万里焼―誕生からの変遷―」、やきもの展示室では「望月優 真希二人展〜伝統技法の可能性〜」も同時開催されている。

「古伊万里カラーパレット―絵具編―」は、2025年10月10日(金)~12月21日(日)に開催。入館料は、一般1,200円など。

10月14日(火)は、戸栗美術館創設者・戸栗亨のメモリアルデーにあたるため、入館料は無料となる。


戸栗美術館「古伊万里カラーパレット―絵具編―」 第2展示室より「染付 花唐草文 瓢形瓶」

戸栗美術館「古伊万里カラーパレット―絵具編―」 特別展示室より記念撮影コーナー「色絵 女郎花文 木瓜形皿」

戸栗美術館「古伊万里カラーパレット―絵具編―」 第1展示室より「赤」を多用した作品

戸栗美術館「古伊万里カラーパレット―絵具編―」 第2展示室より5色以上で濃を施した華やかな作品

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