Yahoo! JAPAN

【2024年版】初詣はお城へ! 初日の出を見られる全国の13城

城びと

【2024年版】初詣はお城へ! 初日の出を見られる全国の13城

新年最初のイベント「初日の出」はお城へ! なぜ、お城が初日の出に相応しいのか? それは、城は城下や街道を見張るため、あるいは権威の象徴として見せるため、平地より高い場所に建てられていたから。そのため、初日の出スポットとしてぴったりな場所が多く、元日は未明から営業を開始している城も多い。今回は初日の出を見られるおすすめの13城を紹介しよう。

※2023年12月更新(本記事は2017年12月の記事を情報更新しています)

[伊予松山城]現存天守のある城から初日の出を拝む

松山城から昇る初日の出


全国に12しかない現存天守をはじめ、数々の国の重要文化財をもつ伊予松山城(愛媛県松山市)。山頂の本丸広場へは5時30分から入城でき、ロープウェイも6時から営業を開始する。天守への登閣は9時開始のため、隠門から太鼓門付近が初日の出を見るベストスポット。貴重な建造物群に囲まれながら、眼下の松山市街に差し込む初日の出の光を拝もう。

本丸内で披露される獅子舞


また元日には、コロナ対策として例年より内容を縮小しながらイベントを実施。若水汲み(手水の用意はなし)、獅子舞、登城太鼓、初登城記念品のプレゼント(天守きっぷ売り場にて天守観覧者先着200名限定)などがある。さらに12月30日から1月3日の明け方まで天守のライトアップが実施される。

[城名]松山城(愛媛県松山市丸之内)

[初日の出時刻]7時10分頃

[料金]天守観覧券520円、ロープウェイ往復券520円

[浜松城]出世城から見る初日の出は格別!?

浜松城(静岡県浜松市)は徳川家康が築き、幕府の要職に就いた城主を何人も輩出したことから「出世城」といわれた。元日は6時30分から入城でき(2〜3日は通常営業の8時30分から)、天守門の付近からも眺められる(状況に応じて天守展望台への人数制限あり)。

浜松城の天守は360度楽しめる展望台となっている

家康にとって浜松城で過ごしたのは、三方ヶ原の戦いで大敗北を喫したり、秀吉に天下を取られたりと苦難の時代だった。そうした時期を乗り越え大成した家康や歴代城主にあやかりたい! という人には、ぜひおすすめしたい初日の出スポットである。

[城名]浜松城(静岡県浜松市中区元城町)

[初日の出時刻]6時55分頃

[料金]入場料200円(中学生以下、70歳以上は無料)

[竹田城]天空の城でご来光を迎えよう!

竹田城(兵庫県)は室町時代に山名氏が築いた山城。織田家と毛利家の争いでは、毛利方の太田垣輝延(おおたがきてるのぶ)が守るが、羽柴秀吉の弟・秀長(ひでなが)に攻められ降伏した。その後、もと龍野城主の赤松広秀(あかまつひろひで)が城主となり、総石垣の城に改修。関ヶ原の戦い後に廃城となったため建物などは残っていないが、天守台をはじめとする石垣が良好に残っている。

初日の出を浴びる竹田城

雲海写真のスポットとして人気の竹田城だが、日没が早まる冬期は入山可能時間が短くなっている。しかし、元旦は朝5時から入山が可能となり、初日の出を城内から見ることができる。なお、当日の天候などにより入山禁止になる可能性もあるため、公式HPは必ずチェックしたい。また、1月4日〜2月28日は完全閉山となるので、訪城を考えている人は日程に注意してほしい。

[城名]竹田城(兵庫県朝来市和田山町竹田古城山)

[初日の出時刻]7時5分頃

[料金]高校生以上500円、中学生以下無料

[中城城]世界遺産で迎える優雅な元旦

中城城から初日の出を見る人々

世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつである中城城(沖縄県北中城村)も、いわずと知れた初日の出スポット。グスクとは沖縄地方に見られる城で、本土の城とは違い曲線を描いた石垣が特徴だ。元日は6時から開城され、駐車場も無料となる。

中城城の裏門。本土の城とは異なる雰囲気に魅せられる


開放感があるためどこも絶景だが、最も初日の出が見やすいのは二の郭。普段はエメラルドグリーンに輝く海がオレンジ色に染まり、城内でもひときわ美しい石垣に光が差し込む姿は見逃さないようにしたい。

[城名]中城城(沖縄県中頭郡北中城村)

[初日の出時刻]7時15分頃

[料金]無料(1月1日のみ)

元日から名城へ。天守を無料開放している城も

上記で紹介した4城以外にも、まだまだ初日の出を楽しめる城はたくさんある。ここでは全国の8城を紹介しよう。

1)

[城名]岐阜城(岐阜県岐阜市)

[初日の出時刻]7時頃

[開城時間と料金]ぎふ金華山ロープウェーが5時から運行(往復1100円)、天守は6時30分から開門(入場料200円)。ただし初日の出の時間帯は、事前応募の抽選により当選された方のみの入場(午前7時30分頃より通常入場可)。

[インフォメーション]

織田信長が「天下布武」を掲げた頃に居城としていたとされる岐阜城。ロープウェーの初乗り記念のプレゼントも用意される。


標高329mと高所にあり眺望は抜群。信長も同じ景色を見ていたかも?


2)

[城名]清洲城(愛知県清須市朝日城屋敷)

[初日の出時刻]7時頃

[開城時間と料金]6時30分開館、大人300円、小中学生150円、小学生未満無料

[インフォメーション]

織田信長が尾張を統一した際に居城としていた城。町制100周年を記念して建てられた模擬天守は眺望が良い。元旦は6時30分から開館し、初日の出を眺める来城者で賑わう。

3)

[城名]大和郡山城(奈良県大和郡山市城内町)

[初日の出時刻]7時15分頃

[開城時間と料金]6時30分開場、参加無料

[インフォメーション]

豊臣秀吉の弟・秀長の居城だった。天守台の石垣に用いられた転用石「逆さ地蔵」などが有名。展望施設が通常より早く開場され、初日の出を眺めることができる。来城者には甘酒が振る舞われ、日が昇る直前の7時前から10分程度、雅楽の演奏も行われる。

4)

[城名]松江城(島根県松江市殿町)

[初日の出時刻]7時15分頃

[開城時間と料金]6時30分開場、大人680円、小中学生290円

[インフォメーション]

堀尾吉晴が近世城郭に改修した城で、2015年に天守が国宝指定された。文化財保護のため、先着30名のみが初日の出の時間帯に天守へ入場できる(開門前に整理券を配布)。他にも本丸では先着100名限定で紅白もちが配布される。

5)

[城名]和歌山城(和歌山県和歌山市一番丁)

[初日の出時刻]7時5分頃

[開城時間と料金]6時から開城、6〜9時までの天守登閣は無料

[インフォメーション]

秀吉が景勝地・和歌浦に匹敵すると絶賛した眺望を楽しめる。先着1000名に記念品のかわらけ(素焼きの杯)が贈られる。

6)

[城名]津山城(岡山県津山市山下)

[初日の出時刻]7時10分頃

[開城時間と料金]6時開門、入園料300円(中学生以下無料)

[インフォメーション]

遠くから見ると何層にも重なり合う石垣で知られる。1日は午前6時に開門し、三の丸鶴山館南側で初日の出イベントを開催。甘酒の振る舞いや正月遊びコーナー、ぜんざいやコーヒーの販売なども行われる。さらに、元旦限定の御城印も、切符売場にて数量限定で販売!

津山城から見た初日の出


7)

[城名]米子城(鳥取県米子市久米町)

[初日の出時刻]7時15分頃

[開城時間と料金]米子城跡天守台に7時集合。懐中電灯必携。参加無料

[インフォメーション]

整備された城の頂の天守台から初日の出を望む、元旦の米子城恒例行事。2023年は初日の出鑑賞後に天守台にて、「米子城武者隊」の剣舞などが披露される。また、まちなか観光案内所が出張で出店し、登城証明書や参加記念品なども数量限定でプレゼント(湊山公園艇庫駐車場側登城口および枡形にて6時から配布)。

※2024年は未定

米子城から見るご来光

8)

[城名]岩国城(山口県岩国市横山)

[初日の出時刻]7時15分頃

[開城時間と料金]ロープウェイは6時30分から運行(往復560円)、天守は6時45分から入城(入城料270円)

[インフォメーション]

天気が良ければ瀬戸内海の島々も眺められる絶好のロケーション。日本三名橋のひとつ・錦帯橋とのショットも撮影したい。

※各イベントは変更になる場合があります。ホームページなどで事前に開催情報をご確認ください

執筆者/かみゆ歴史編集部

ポップな媒体から専門書まで編集制作を手がける歴史コンテンツメーカー。かみゆ歴史編集部として著書・制作物多数。

【関連記事】

おすすめの記事