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【受け入れ体制強化に向け】Airbnb Japan株式会社(東京都)と新潟県佐渡市が連携協定締結、地域の活力向上と賑わいあふれるまちづくりを目指す

にいがた経済新聞

(プレスリリースより)

(プレスリリースより)

Airbnb Japan株式会社(東京都)と新潟県佐渡市は2024年8月8日、二地域居住および交流型観光による長期滞在の推進を目的とした連携協定を締結した。この協定は、「地域の活力向上と賑わいあふれるまちづくり」を目指して行われたものである。

観光庁のデータによると、2023年の外国人延べ宿泊者数は約1.1億人となり、コロナ禍前の2019年と比べてほぼ同水準に回復している。一方で、旅行先は大都市圏に集中しており、地方への旅行者の分散が課題となっている。このような背景から、観光立国推進基本計画で掲げられている「インバウンド旅行者一人当たりの地方部における宿泊数を令和7年までに2泊とする」という目標達成に向け、持続可能な形での旅行者の長期滞在促進が求められている。

今回の協定により、佐渡市では空き家を活用した拠点づくりや地域コミュニティの育成、人材確保の強化が進められる。また、2024年7月27日に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されたことから、観光客の増加が見込まれている。このため、長期滞在者向けの受け入れ体制の強化や、佐渡市内での滞在期間を伸ばす交流型ワーケーションの推進が図られる予定だ。

Airbnbは、ゲストが地元コミュニティと交流し、暮らすような体験型旅行を提供することで、地域経済の活性化にも寄与している。2023年には、Airbnbのゲストが訪れた国内の都市や町が1200を超え、観光分散が進んだ年となった。今後も、Airbnbは佐渡市との連携を通じて、地域の活力向上に寄与することを目指していく。

今後の主な活動予定としては、2024年10月から佐渡市内で空き家活用セミナーの開始、2024年11月からは空き家の利活用やワーケーションを活用した地域コミュニティ作りが予定されている。

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