Yahoo! JAPAN

濱田岳、石井杏奈、鈴木伸之、板谷由夏、生瀬勝久の5名が登壇。 タイムリープサスペンスドラマ「刑事、ふりだしに戻る」の記者会見をレポート。

WWSチャンネル

「刑事、ふりだしに戻る」記者会見(C)WWSチャンネル

4月17日よりテレ東系にて毎週金曜21時から放送がスタートした、ドラマ9枠内の最新作「刑事、ふりだしに戻る」。


【写真】笑顔で記者会見に臨む「刑事、ふりだしに戻る」出演者達(全2枚)


「刑事、ふりだしに戻る」は、自分の導き次第で、未来に待ち受けている結末を覆せるのかという、タイムリープサスペンス物語。主人公で刑事の百武誠を演じるのが、濱田岳。地方紙の記者であり、誠の恋人の佐伯美咲を石井杏奈。誠の同期でありバディになる吉岡貴志を、鈴木伸之が演じる。他にも、誠の先輩で刑事課強行盗犯係の警部である川島久美を板谷由夏、刑事課の強行盗犯係刑事係長の黒崎淳を生瀬勝久ら、ベテラン勢が脇を固めている。主題歌の『ヒーロー』をDISH//が担当しているのもポイントだ。

先ごろ記者会見が行われ、濱田岳、石井杏奈、鈴木伸之、板谷由夏、生瀬勝久が登壇した。

 ドラマ「刑事、ふりだしに戻る」の役どころについて、百武誠を演じる濱田岳と、佐伯美咲役を担う石井杏奈が語る。

 「職場では、百武をもじって「もぶさん」と呼ばれてしまうくらい、百武誠は署内では目立ったこともせず、警察官としての職務をただただ努めている人。彼が、とあることをきっかけに10年前にタイムリープしてしまい、人生を生き直していく。そんな百武さんだからこそ、10年前に戻ったことを受け入れ、泥臭く頑張っていくお話です。
百武さんを演じていて感じるのが、「こいつ意外と根性があるな」ということ。もし、自分が10年前に戻ったら、同じように生き直す勇気が出るだろうか…。百武さんはそれを受け入れ、一生懸命、戻る前の人生よりも熱量を込めて2回目の人生を我武者羅に生きているので、日を追うごとに百武さんのことを尊敬している自分がいます」(濱田岳)

「美咲は正義感があって、真っ直ぐで、努力を惜しまない女の子。美咲の正義感には、「素晴らしいな」と共感しています。自分の心の中にも正義感があるからこそ共感できるけど、それを、行動に移せるか移せないかが、自分と美咲との違いだと思っています。ドラマの中、美咲が真っ直ぐで正義感を通すがゆえに孤立したり、孤独になってしまったり。美咲なりの葛藤もいろいろと出てくるので、完璧なだけの人間じゃない、人間らしさを意識しながら演じています」(石井杏奈)

濱田岳の語った、「僕がタイムリープしたことで、今までの世界観とは違う軸がいろんなことで生まれます。たとえば、頭髪一つを取ってもそうですね。タイムリープする前はそうでもなかったのに、僕が戻ってしまったが故に頭髪の…みなさま、それによって10年分の役作りもありますし…」と語った言葉も、見るうえで気になるポイントだ。

 ここからは、寄せられた質問に対する登壇者たちの回答をお伝えしたい。

「みなさんがこれまでのキャリアの中で、あの経験が今の自分を作ったと思うターニングポイントは?」の質問について、5人が、以下のように答えてくれた。

 「僕は9歳のときにスカウトしていただいて、今があります。あのとき家族と一緒にチャレンジしなければ、今、ここには立っていないと思います。だから、9歳のときが自分の人生のターニングポイントだったなと思います」(濱田岳)

「中学のときにE-Girlsというグループ活動を始めました。そのときに、中学校の部活動に通わずに、お仕事をメインでやっていたとき、先輩よりも先にお弁当を食べない、入り時間も後輩からなど、部活で学ぶようなことをE-Girlsを通してめちゃめちゃ学んだので、そこが一番の大きな経験だったなと思いますし、あの経験があって良かったなと思いました」(石井杏奈)

「17歳のときに初めて役者として仕事をしたのが、舞台でした。あのときは3言だけをしゃべる役でしたが、その3言だけでもものすごく怒られたことを覚えていて。何かを演じることはすごく難しいことだというのをそこで叩き込まれたので、今振り返ると感謝しています」(鈴木伸之)

「きっかけが雑誌の読者モデルなんですけど。最初、雑誌のモデルオーティションに落ちたんですよ。それが悔しくて、もう一回リベンジをしたんですね。落ちたことが、もう一度頑張ろうという気持ちが起こしたという意味では、あのときがターニングポイントだったなと思いますね」(板谷由夏)

「駆け出しの頃に、リハーサルが終わったとき、照明の機材を直している照明さんに、「おいメガネ、ちゃんと明かりに入れ」と言われたんですよ。そのときに「名前を呼んでもらえるように頑張ろう」と思いました」(生瀬勝久)


「本作は、モブだった主人公が人生の主人公になる物語です。みなさんが、今、自分は人生の主役だなと実感した瞬間を教えてください」の質問に対して、ここでは、濱田岳、石井杏奈、鈴木伸之の言葉をお伝えしたい。

「映画「LEON」でゲイリー・オールドマンが演じていたスタンが、劇中でベートーベンを聴きながら一人で指揮をして、曲の世界に酔うシーンがあります。その場面がすごく印象的で、僕はすごく好きなんです。素面ではできないけど、一人で晩酌し、お酒が進んで楽しくなっていくと、お酒の力を借りて、一人バルコニーで指揮をする。そうすると自分の世界に入って、何でもできる自分になれますし、主役になった感じがします…けど、ただの酔っぱらいです(笑)」(濱田岳)

 「渋谷駅に自分のポスターが貼られたときです」(石井杏奈)

 「お菓子が大好きで、はまったお菓子をめちゃめちゃ大人買いしているときに「こんなにプリッツのトマト味15箱もカゴに入れていいんだ、俺、主役だなぁ」と思いました」(鈴木伸之)


「キャリア1年目に戻れたら、やり直したいこと」の質問への5人の回答は…。

「僕は子役からやっていたので、キャリア1年目は9歳になります。9歳の僕に言いたいのは、ご挨拶です。この業界の独特のルールで、何時に入っても「おはようございます」という挨拶を、当時はぜんぜん受け入れられなくて、「夜だったら「こんばんは」でしょ」という認識のもと、初めて入った現場でも、大ベテランの方々に「こんばんは」と挨拶をしていました。今振り返ると「なんて恐ろしいことをしていたんだ」と震え上がるくらい、「挨拶は大事だ」と当時の自分に言いたいですね」(濱田岳)

「わたしは13歳の中学生の頃の自分に、「母に反抗するな」と言いたいです。あの頃は反抗期で、いろいろやることが多くて、家に帰っても、お母さんの質問に「うん」「ううん」しか答えていなくて。そのときに「そんな態度なら、もう辞めれば」とすっごい怒られて。それが記憶に残っているので、そのときの自分に「反抗するな」と言いたいです」(石井杏奈)

「10年前に戻ってやりたいのが、資格を取るのと、笑顔を絶やさずにいることです。初めてご一緒させていただく方との場合、「何か趣味があるの」というところからよく会話が始まるじゃないですか。僕はちょっと人見知りなものですから、なかなか会話が広がらない。そういうときに「資格さえ持っていれば、意外と話題が転がっていくんじゃないか」と思って。僕は趣味がサウナなので、アウフグース(熱波師)の資格を取りたいなと思っています」(鈴木伸之)

「わたしは18歳からこのお仕事をしていますけど。「あるがままに」という言葉を22歳のときに、大杉漣さんにいただきました。自分が何をしていいのかわからない時期に、大杉さんのひと言で道がばーっと開けました。18歳のときにこの言葉を知っていたら、もしかしたら違う事柄が生まれたかもしれないなと思ったら、18歳のわたしに、その言葉を伝えたいです」(板谷由夏)

「始めから本名でいけと。28歳のときにテレビに出るようになりまして。そのときに、いろいろとありまして「槍魔栗 三助(やりまくり さんすけ)」という違った芸名で活動をしていたんですよ。30歳のときに本名に戻したんですけど。その後、「なんでその名前だったんだ」と聞かれるたびにいろいろと説明しなきゃいけなくなる。だから「始めから本名でいけ」と伝えたいです」(生瀬勝久)

 
最後に濱田岳が、改めてドラマ「刑事、ふりだしに戻る」の魅力をこう語ってくれた。

「刑事ものではあるので王道のサスペンスの部分があり、恋人がいて、ラブストーリーの要素もあり、バディものの側面もあり、本当に盛りだくさんなんですけど。そこに、タイムリープ…生き直すという要素が入ってきます。生き直すことに対して泥臭く立ち向かっていく、生き直していく人間ドラマの要素を掛け合わせたからこそ起こる化学反応。そこが、見ていただける方にも新感覚のドラマとしても伝わるんじゃないかと思っています。どうぞ、よろしくお願いします」(濱田岳)


このドラマは、地上波放送後にTVerにて見逃し配信、Prime Videoにて見放題独占配信も行っている。


TEXT:長澤智典


刑事、ふりだしに戻る ストーリー:
恋人を亡くして以来やる気を失い、冴えない日々を送っていたアラフォー刑事・百武誠(ひゃくたけまこと)。ある日、凶悪犯を追い詰める中、現場で命を落とした……はずだったが、目を覚ますと、そこは10年前の2016年、刑事としてのキャリアをスタートした「ふりだし」の日だった。未来が分かる“チート能力”を武器に、1周目の人生とは打って変わって刑事としても大活躍。そして、まだ生きている恋人の命を救おうと大奮闘する。するとその裏にあった警察組織の闇が明らかに…。もしも、悲しい運命が変えられないものだとしたら?彼は、今度こそ「人生の主人公」になれるのか?

【関連記事】

おすすめの記事