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ライトブリーム釣行で40cm級チヌ6尾と絶好調【大阪・泉大津】表層で連発

TSURINEWS

チヌ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

この前日はメバルを狙って大阪南港でえらい汗をかいた。あまりに多湿の日本の梅雨をモロに味わったかたちで、終わった後は信じられないほど疲れたものだ。しかし、おかげで、よく眠ることができた。ちょっと前日は行った甲斐がなかったような低活性だったので、泉大津にチヌの様子を見にいってみた。連日の釣行は間違いではなかった。グッド・サイズに恵まれたライトブリーム釣行をレポートしたい。

当日の状況

7月4日釣行は、大阪南港を離れ、泉大津へ。この日は幸い天候にも恵まれた。洗濯物が久しぶりに屋外できれいに干すことができて、それが乾いたのを取り込んでから出発した。このような出発前の「気持ちよさ」は、何か良いことにつながるような気がする。

泉大津で入る釣り場は海面と足場の距離が非常に近い。大潮の上げだと、回り込んでいった先は冠水することもあるらしいので、常に注意が必要だ。

最近、この手の危険というものに対して、本当に慎重になった。交通事故があったり、落水事故をたびたび経験したりと、私は成長の痛みを知ったらしい。

バスワームで探索

少し沈んだところにボラが群れをなしているのが見えた。なかなか立派な大きさの、勇壮な群れ。そういえばまだ今年はボラっぽいボラというか、でかいボラをかけていない。できれば一年のうち、そんなに釣りたくない魚なので、まあそれはいっか。

ブラックバスのワームを使って、足元を探索していく。最初は沈んだレンジから狙ってみた。タングステンの3gのジグヘッドに、2inchのワームでリトリーブ。ワームをかえて、バグ系でボトムをとんとん叩いてみる。カサゴっぽいアタリがあったが、ノセきれない。

最近はレンジを上げると小さなキビレばかり食う傾向にあり、釣れやすいとはいえ表層に狙いをかえるのは微妙な気持ちなのだが、とりあえず反応欲しさに1gのヘッドにかえると本チヌがきた。

本チヌ一枚(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

バスワームでも、まったくテールが回らないストレートのワームを使っている。ちらほらバチの姿が見られたので、バチ抜け的な食い方なのかなと思う。45cm程度。十分すぎるサイズだ。

良型が次々に反応

前日はハードモードの梅雨メバルを追いかけていた。それがチヌに狙いをかえると、こっちのほうがデカい魚のくせに、というのも何だがよく食うのだから不思議だ。21時頃に時合いに入り、4尾釣り足した。どれも40cmを超えている。ちょっと撮影するのが面倒臭かったので、雰囲気としてこんな感じですと過去の写真をのせておく。

良型続々(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

ここで5尾というキリのいい数字を達成した。

ちなみについ2週間前まで、私のライトブリームの最高記録は5尾だった。それが何か堰が切れたようにある日20尾を超えたのだから、すごい記録更新である。今年はトータルで100は釣らないと物足りない感じがしそうだ。ちなみにこの日の時点で、おそらくもう合計40尾は超えている。春のノッコミのチヌが相当よかったのだ。

ノッコミでもよく釣れた(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

魚の機嫌がいいうちに退散

時合いに固め釣りしてしまうと、最近では「もういいかな」という気がしてくる。なんだか小さくまとまってきたというか、足るを知る、というか。これが大好きなアジならば終夜目を真っ赤にして釣り続けるのだが、チヌは、元来小物釣り師である私としては、ちょっと感覚が違う。

ラスト1投と思ってキワ打ちすると、何かにスタックした。仕方ないと苦笑しながら巻き上げていると重みがのって、もう1尾追加。40cm弱ほどだ。うまいこといく日もあるものだ。

何気に、40cm周りが6尾も釣れた型に恵まれたライトブリームゲームは、はじめてかもしれない。こうなると見たくなってくるのが3年ぶりの年無し(50cm以上)だ。どうせ釣るなら、たまには顔を見せてくれよ。ちなみにヒットレンジは結局すべて表層となった。夏のチニングの参考にしてほしい。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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