テニスで狙う日本一 三重グリーンテニスクラブ 片岡あおいさん
「テニスで全国優勝が目標」と話す三重グリーンテニスクラブ(四日市市西坂部町)所属の片岡あおいさん(四日市市立南中学校1年)は、小学生の頃から全国大会で活躍。中学生になり、全国制覇を目指し練習に励んでいる。
父・亮さんがテニスコーチで、兄・龍亮さん(同中3年)もテニスの国際大会に出場する実力者。幼稚園の年中から同クラブで週1回練習を始めた。最初はラリーが続かなかったが、自宅で兄と一緒に壁打ちをし、どちらが長く続くか競い合い上達していった。全国デビューは小学5年生の全日本ジュニア選手権で、U12ダブルスで2回戦に進出。昨年は、シングルスで、県で初優勝。それまではベスト4止まりで、勝てなかった相手に勝ち、自信がついた。全日本ジュニアのダブルスにも出場し、全国3位になった。
プロ目指し技術磨く
練習は毎日、夏休みは午前9時から午後3時まで打ち込む。相手のボールが地面に着地する前にノーバウンドで返すボレーが得意。以前は、利き手の反対の左側で打つバックハンドが苦手で、対戦相手もその位置を狙って打ち込んできたが、必死で打ち返すうちに、苦手意識が消えた。今は利き手側で打つフォアハンドの向上を目指す。家族でもテニスの話題が中心、「テニスのない人生は考えられない、全国大会で優勝し、プロになりたい」と笑顔で語った。