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『フィッシングパークTOI』で良型クロダイにメジナ数釣りを満喫【静岡・西伊豆】

TSURINEWS

フィッシングパークTOI(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

今年4月に営業を再開した「フィッシングパークTOI」に妻と釣行した。狙いは数年前の雪辱を果たすべくイカダの外側にいる良型の魚たち。制限時間は3時間。筆者は一度バラしたものの、その後クロダイを釣り上げることに成功!大満足の1日となった。

釣行背景

2年前の家族旅行で最終日に甥っ子達と「フィッシングパークTOI」で釣りをした時に、イカダの外側で大きな魚をバラしてしまったことが悔しくて、しばらく脳裏から離れなかった。その後昨年1月に強風・高波により施設は破損。休業状態に陥ってしまいなかなか雪辱を果たしに行けなかったが、今年4月に営業再開するとの情報を得た。

そこで今回家族旅行を利用して妻と当地への釣行を計画した。当然狙いはイカダの外側の魚だが、釣れないようなら帰り際に、イケスの中のマダイやアジを釣ってお土産にしようと企てた。

当日の天気

8月3日(土)天気は晴れ時々曇り。朝は雲が多かったので心配だったが、終日雨が降らずに釣りができて良かった。

当日のタックル

当日のタックル(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

ケイズフィッシングでコマセを購入

旅館での朝食後に土肥に向かって出発。前日に電話でコマセの全解凍を予約した「ケイズフィッシング」で集魚剤なども併せて購入した。

集魚剤とオキアミ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

ちなみに、一昨年こちらのお店でブリッジ仕掛けを購入したことなどを店員と雑談していると、仕掛けを製作している会社が廃業してしまい店内の在庫限りしかないと教えてくれた。ブリッジ仕掛けでの釣りをいつかしたいと思っていただけに残念な気持ちとなり在庫を購入した。

ブリッジ仕掛けを購入(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

イカダの外側で釣り開始

2年振りに「フィッシングパークTOI」に到着。

フィッシングパークTOIに到着(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

以前と変わった感じはなく、イメージ通りの釣り場に一安心した。受付けで3時間分の料金を支払いエサとコマセを貰い、イカダへと向かった。

フィッシングパークTOIのイカダ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

先客者はなくコマセの効き具合が気になったが釣り座に着いてイカダの外側へコマセを撒くと瞬く間に大小無数の魚が寄ってきた。水が透き通っているので魚の様子がよく分かり、まるで水族館のようで見ているだけでも楽しくなってしまう。

メジナ入れ食い

筆者も妻もまずは円錐ウキを使用した半誘導の仕掛けに、ハリにはエサのオキアミ付けて釣りを開始。ウキ下は3m位に調節した。筆者はすぐに20cmのメジナをキャッチ。

ファーストヒットの20cmメジナ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

すると彼女も負けじと同じくメジナを釣り上げ、その後もメジナは入れ食いでデッドヒートが繰り広がれた。

メジナが入れ食い(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

しかしお互いオマツリ(手前マツリ含む)やイカダの床などにハリを引っ掛けてしまうことも多々あり、その都度ハリを結び替えたりしてタイムロスも激しい。

クロダイをキャッチ

妻はクロダイが釣りたいと言い出し、ウキ下を深めにしたり、全遊動仕掛けにもチェンジしたが、相変わらず釣れてくるのはメジナのみ。しかし次第にサイズアップしてきたメジナの引きを楽しんでいた。

釣れて来るメジナはサイズアップ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

海中には良型の魚が増えてきた。すると筆者のウキが勢いよく沈んだのでアワセるとクロダイが掛かったのが見えた。前述の通り、海は透明度が高いのでクロダイが掛かるとすぐに分かる。「やったー!」と思った瞬間ラインブレイクでしばらく放心状態。ドラグを締め過ぎていたのが原因だった。

気を取り直して投入した仕掛けに再びクロダイがヒット!今度は慎重にやり取りするが、妻は水中で元気よく泳ぎ回っているクロダイをタモで掬おうとしているので「まだ早いよ」と言って待機してもらう。一時はイカダの下に潜られて絶体絶命かと思ったが、一気に体力が落ちたのか魚は無抵抗となり妻の差し出すタモで無事にキャッチ。

数年前の雪辱を果たす良型が登場(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

残り時間も無くなってきたので筆者はこれにて納竿にすることにした。数年前の雪辱を果たせて、これ以上ない満足感にしばらく浸ってしまった。

釣れたクロダイ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

魚影の濃さから妻にもヒットするかと思ったが、残念ながらタイムオーバーとなり彼女も納竿となった。時間が許す事ならきっと彼女も何かしらの良型の魚をキャッチできていたことだろう。

当日の釣果は以下の通り。

・筆者:クロダイ1匹(35cm)、メジナ9匹(20~23.5cm)
・妻:メジナ5匹(18~23.5cm)

アフターフィッシング

釣った魚は食べる分だけキープして、その他はリリースしたり後から来たお客さんに差し上げたりした。翌日マックスバリュー沼津南店内にある馴染みの「山正鮮魚部」に魚を持ち込み刺身にしてもらった。

釣れた魚は刺身にして頂いた(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

東京の自宅に戻り家族皆で食べたが、クロダイもメジナも自分が釣ったという贔屓目なしに絶品だった!釣りを趣味にしていて凄く良かったと実感する瞬間だった。

まとめ

強風・高波により甚大な被害を受けて休業していた施設の営業再開は心から嬉しく思った。また妻は西伊豆の絶景にも癒されたようだ。ドライブや釣りのプランなど西伊豆の魅力は計り知れない。

昨今、各種メディアでよく取り上げられている海上釣り堀の人気は凄まじいものがあるが、今回取り上げたファミリーでも気軽に楽しめるこのような施設での釣りもお勧めだ。イカダの内外問わず楽しめる当施設は釣りデビューにもうってつけだ。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>

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