【リアル給与明細】47歳、営業事務。3万円も減った……。外食をやめれば貯金できますか?【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【47歳 男性】
【リアル給与明細】47歳、営業事務の場合
プロフィール
47歳、男性
サービス業の営業事務
▼現状
仕事内容は、電話対応、スタッフへの面接・連絡、シフト作成。
労働時間は月160時間、残業は30時間程度。
ボーナスは15万円程度。
【相談内容】会社の業績不振で月3万円も減ってしまいました。週末の外食を減らせば貯金できるでしょうか?
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、お給料が減ってしまったことに不満を感じているのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約350万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の、営業事務の平均年収は約535万円です。
*……参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
このことから、質問者さんのお給料は、平均よりも低い水準と言えそうです。
無理なく節約!外食を楽しみながら家計を守る方法
質問者さんは、休日の外食を見直したいのですね。
外食しても節約できる工夫をしたり、新しい楽しみを見つけたりして、家計と満足感のバランスを取りましょう。
外食は予算内で楽しむ
外食が週末の楽しみなのであれば、無理に削ると満足度が下がり、ストレスの原因になってしまいます。
そのため、まずは外食の予算を決めることが大切です。
「月に1万円まで」のように具体的なルールを設定し、そのうえで「外食は楽しむ」と割り切りましょう。
決めた予算内で楽しむと、「限られた中でどう満足度を上げるか」を考える楽しさも加わり、充実感がアップしますよ。
簡単な手料理にチャレンジしてみる
手料理にチャレンジするのも、外食の代わりに食事を楽しむ素敵な方法です。
最近は、本やネットで「包丁を使わないレシピ」や「レンジだけで作れるレシピ」などがたくさん紹介されています。
料理が苦手な人でも手軽に挑戦できますよ。
たとえば、耐熱容器に材料を入れてレンジで加熱するだけのパスタや袋調味料を活用したお手軽料理は時間で作れ、自分で作ったという達成感も得られるでしょう。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりも低い水準です。
・外食は予算を決め、満足度を上げる工夫をしましょう。
・簡単レシピの手料理にチャレンジすることもおすすめです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。