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アートブックの祭典がバーチャルで開催。デザイン大国・オランダの出版文化を紐解く

Harumari

アートブックの祭典がバーチャルで開催。デザイン大国・オランダの出版文化を紐解く

アートブックやアーティストブック、ZINEなどを制作する個人・グループ・企業がブース出展し、来場者と交流しながら書籍の売買を行うイベント「VIRTUAL ART BOOK FAIR」が、11⽉16⽇(⽉)〜23⽇(⽉・祝)に開催。今年は初のオンライン開催となり、自宅から気軽に参加して感性を磨くことができる。

バーチャル空間で印刷物の魅力を伝える

2009年から開催されているアジア最大規模となるアートブックイベント「TOKYO ART BOOK FAIR」。今年はコロナ禍の影響で、東京都現代美術館の建物を模した初のバーチャル空間で行われる「VIRTUAL ART BOOK FAIR」として開催される。来場者とオンライン上で交流しながら印刷物の魅力を伝える出展者ブースが並び、レクチャーやトークショー、サイン会なども行われる予定。

毎年ひとつの国やエリアの出版⽂化に焦点を当てる連続企画「Guest Country」。今年はデザイン大国のオランダの出版文化に焦点を当てて開催される。オランダには優れたブックデザイナーがたくさんいると言われており、世界の出版物を見ても、オランダからは突出して多くのデザイン本が誕生している。同イベントでは、オランダの出版社やアーティストが出展する他、オランダのアートブックシーンを紐解く4つの展覧会やトークショーが実施される。

© Rafaël Rozendaal

選考する側の意見が聞ける

多くの催しの中でも特におすすめなのが、11⽉20⽇(⾦)に開催されるトークイベント「The Best Dutch Book Designs – オランダのブックデザインをめぐって」。ヨーロッパでも長い歴史を持つオランダのブックデザインアワード「BDBD」の代表・エステル・ショルテンをはじめ、さまざまなゲストを招いて、オランダのブックデザインの歴史や、どのような点に着⽬し審査されているのかがトークイベントにて語られる。日本語字幕入りの1時間のトーク(事前収録)の後には、Q&Aセッションも予定。歴史の古いブックアワードについて、選考委員やコミッティーメンバーなど、当事者による意見が聞ける、またとない機会だ。

他にも、2019年の優れたデザインの本が選出されたアワード「Best Dutch Book Designs」の受賞作品の展示や、オランダのアートブックシーンを牽引するデザイナーやアーティストらが影響を受けた本と手がけた印刷物を展示する「Dutch Artists’ Books: Then and Now」など、内容盛りだくさん。今年はオンライン開催で気軽に参加できるというのもポイント。デザイン大国・オランダのアートブックに触れて、自分の感性を磨いていきたい。

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