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「ここからここまで全部ください!」 山時聡真、事務所の先輩・菅田将暉主催の “服をくれる会”について語る

TBSラジオ

パンサー向井と火曜パートナー田中直樹(ココリコ)でお届けしている番組。

7月16日(火)のゲストは、俳優の山時聡真さん!主人公の声を担当したジブリ映画『君たちはどう生きるか』の裏話や事務所の先輩・菅田将暉さんとのエピソードなどを伺いました。

俳優デビューのきっかけは「姉のおまけ」

向井:19歳ですけど、5歳でスカウトされて、芸歴だけで言ったら14年くらいあるってことですか?

山時:そうですね。

向井:5歳のスカウトってなんですか?(笑)スカウトされた時のこと覚えてます?

山時:姉が2人いるんですけど、3人で原宿を歩いてた時にスカウトされまして。

向井:それは山時くんのスカウトですか?

山時:本当は姉をスカウトしたかったんですけど、「君もいいよ」っておまけ感覚で(笑)

向井:最初はそんな感じだったんですね!ご両親も一緒に?

山時:そうですね。そういう話は両親から聞いた話です。

向井:自分の記憶として、当時はそういう仕事に興味あるって思ってましたか?

山時:当時サッカーや空手やったりしてたんですけど、それと一緒で習い事感覚でやってたんですよ。最初はCMとかチラシのキッズモデルとか、習い事感覚でやってました。

向井:本格的に仕事の意識に変わったのっていつくらいですか?

山時:小学4年の時に初映画に出演して、そこから撮影する楽しさだったり、先輩との関わりとかできて。小6と中1の間に当時住んでた福岡から東京に引っ越して、今のトップコートという事務所にお世話になって、本格的な仕事をやってからですね。

田中:4年生で初めてお芝居やるわけじゃないですか。楽しかったですか?

山時:楽しかったですけど、揉まれながらというか「やるしかない」というか。逃げられないので。無我夢中で頑張ってました。その時の感覚は全然覚えてなくて。夢のような感覚です。

向井:こういうお話って、一番最初にやった作品で全然できなくて、その悔しさで続けようって思ったタイプもいるし、すごい楽しくできて、続けようって思ったタイプがいると思うんですよ。どっちだったんですか?

山時:楽しくはありました。こういう業界って素晴らしいところなんだなってその時は思ってたんですけど、小6の時に引っ越すことが決まった時、「キリがいいのでやめようかな」って思ってたんですけど。

田中:へー。

山時:習い事感覚だったので、やめれるものだと思ってたんですけど、今の事務所に入ったところで本格的な仕事をさせていただけるようになって、仕事意識がついて、今でも楽しくやらせていただいています。

『君たちはどう生きるか』のストーリーは…「理解するのは諦めました」

向井:『君たちはどう生きるか』で主人公を演じてますけど、コレってどうやって決まるんですか?

山時:アフレコのオーディションがあったんですけど、映像に合わせてセリフ言っていって、40分くらいのオーディションだったんですけど。1、2週間後にマネージャーさんからLINEで伝えられたんですけど、文じゃ現実味がなくて。本当なのかなって疑いから始まりました。

向井:オーディションはどういったオーディションなんですか?

山時:セリフを読んでいくんですけど、「次はこういう風にやってみて」っていうのに合わせて、同じセリフを4回くらいやって。40分って結構長いオーディションで、長い時間何度もセリフを言って。

田中:そこでもうディレクションが入って。

山時:そうですね。

田中:宮崎駿監督からですか?

山時:監督はその時いらっしゃらなくて、出演が決まって初アフレコの時にお会いしました。

向井:台本を読み込んで、主人公の眞人の気持ちとか自分の中で作っていくんでしょうけど、あの作品自体すごい難しいというか…

田中:そうなんでしょう?

向井:私も見に行きましたけど…わかりません!

山時:(笑)

向井:どう読み込んでいったんですか?

山時:正直言うと…諦めました。理解するとかはできなかったので。コレはもう現場で監督さんにいろんな演出していただいて、進めていくべきだなと感じていたので、途中で諦めました。現場に行って、自然な声を出すことを目標に頑張りました。


「菅田将暉が服をくれる会」に参加したい!田中が吉本退所を決意?

向井:事務所(トップコート)の先輩の菅田将暉さんは、やっぱり尊敬する部分はありますか?

山時:後輩思いなところがあって、服をいただいたりとか。

田中:本当!?

向井:おしゃれですもんね。

山時:半年に1回くらい、菅田さんが服をくれる会があって。

田中:めっちゃいい!

向井:潜り込んでいいですか、我々、菅田将暉の服をもらう会。

山時:僕が言っていいのかわからないですけど、ぜひ一緒にお願いします(笑)

田中:行きたいよ!

向井:すごい後輩思いっすね!

山時:いつももらってます。

向井:ドンって置いてあって好きなの持ってって感じなんですか?

山時:事務所のハンガーラックにかけてあって、ここからどうぞ!みたいな。みたいなのもできるっていう。

向井:いいんだそれも!

田中:それは嬉しいね。

山時:いろんな後輩がいるんで、じゃんけんとかしてみんな取り合ってます。

田中:その会に菅田君はいらっしゃるんですか?

山時:この前会ったんですけど、その時はちょうど打ち合わせがあったみたいで、いらっしゃって「これ似合うじゃん」とか言ってくれて。

田中:それは嬉しいね~。

向井:そういう先輩にされたことを、のちに後輩に返していくっていうね。そういう先輩がいると、自分が上になった時にそういうのやってあげようとかね。

田中:トップコートどうやったら入れるの?

山時:(笑)

向井:今更?吉本から移籍できるかな~?

田中:どっちからも怒られそうやな(笑)

ラジオ初出演という山時さんの初々しいトークを、ぜひタイムフリーでみなさん聴いてください!!

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