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カズオ・イシグロ『クララとお日さま』映画化、10月US公開決定 ─ 「ウェンズデー」ジェナ・オルテガ&『メッセージ』エイミー・アダムス共演

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カズオ・イシグロの同名小説を映画化する『クララとお日さま』の米公開日が、2026年10月23日に決定した。米ラスベガス開催のCinemaConで発表されたもので、現地では予告編も上映されたという。ただし予告編は現時点でオンライン公開されていない。米が伝えた。

『クララとお日さま』は、孤独を癒やすために作られたAIの“人工フレンド”クララを主人公にした物語だ。クララは聡明な少女ジョシーとその母親に迎え入れられ、やがて病を抱えるジョシーを救おうとするなかで、人間の愛やつながりを学んでいく。原作は2021年に刊行され、ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロによる、静かで切実な感情描写が高く評価された一作である。

CinemaConでは、トライスター・ピクチャーズ社長のニコール・ブラウンが本作を「テクノロジーによって私たちがとても孤独に感じてしまう時代における、友情とつながりについての希望に満ちた物語」と紹介した。AIと人間の関係を見つめる作品テーマを端的に表したコメントとして注目されそうだ。

映画版では「ウェンズデー」ジェナ・オルテガが主演し、『メッセージ』(2016)エイミー・アダムスが共演。監督は『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)などの個性派タイカ・ワイティティ、脚本は「MAD MEN マッドメン」などで知られるダーヴィ・ウォーラーが手がける。さらにミア・サリア、サイモン・ベイカー、ナターシャ・リオン、スティーヴ・ブシェミらも出演する。原作者イシグロは製作総指揮として参加している。

カズオ・イシグロ原作の映画作品には『日の名残り』(1993)『わたしを離さないで』(2010)があり、いずれも繊細な感情表現で高い評価を受けている。『クララとお日さま』もまた、イシグロ作品の新たな映画化として注目を集めそうだ。

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