収録現場はまさに“男子校”!? 山根 綺さん、八代 拓さん、戸谷菊之介さん、梅原裕一郎さん、福山 潤さんが登壇「TVアニメ『花ざかりの君たちへ』AGFスペシャルステージ」レポート【AGF2025】
アニメ・コミック・グッズなど“乙女のためのすべて”が集まる池袋の大型イベント「アニメイトガールズフェスティバル2025(以下、AGF2025)」が2025年11月8・9日に開催。
初日である11月8日(土)には、「TVアニメ「花ざかりの君たちへ」AGFスペシャルステージ」が、池袋サンシャイン噴水広場にて開催されました。
本ステージには、芦屋瑞稀役・山根 綺さん、佐野 泉役・八代 拓さん、中津秀一役・戸谷菊之介さん、難波 南役・梅原裕一郎さん、梅田北斗役・福山 潤さんが登壇。和気あいあいとした収録変場の裏話を交えつつ、キャラクターの魅力が語られました。
本記事では、作品の最新情報も発表され盛り上がりをみせたステージの模様をお届けします。
【写真】『花君アニメ』AGFスペシャルステージレポート【AGF2025】
自身の演じるキャラクターの推しポイントは?
2025年11月8日(土)、AGF2025にて「TVアニメ「花ざかりの君たちへ」AGFスペシャルステージ」が開催。1階から4階まで吹き抜けとなった会場に、アニメの放送を待ち望む大勢の観客が押し寄せました。
ステージ背後の噴水が高く上がると同時に、お待ちかねのキャスト陣が登場。芦屋瑞稀役の山根 綺さん、佐野 泉役の八代 拓さん、中津秀一役の戸谷菊之介さん、難波 南役の梅原裕一郎さん、梅田北斗役兼MCの福山 潤さんが登壇し、階上にも手を振りつつ客席へ向かって挨拶しました。
原作漫画はもちろん、国内外でドラマ化もされている大人気作品『花ざかりの君たちへ』。山根さん演じる主人公・芦屋瑞稀は、佐野 泉という走高跳の選手に憧れる一心でアメリカから単身帰国し、性別を隠して日本の全寮制男子校に入学した“行動力”溢れる女の子です。
そんな芦屋瑞稀の憧れである佐野 泉について、見た目通りの“クール”な人物ではないと語る八代さん。口数が少ないのは色々なことを考えているからだと話し、彼の内面をアニメで感じてほしいと観客に呼びかけました。
また、自身の演じるキャラクターの推しポイントを聞かれると、戸谷さんは中津秀一の“ツッコミ”、梅原さんは難波 南の“かっこよさ”をアピール。特に難波 南のセリフはキャスト陣の間でも話題になっているようで、アフレコ現場の和気あいあいとした空気が垣間見られるトークが繰り広げられました。
八代さんによれば、収録現場はまさに“男子校”。学園生活で聴こえてくるような会話がそこかしこから聞こえると話し、それには戸谷さんも「めちゃくちゃ楽しいですよね」と同意見の様子。梅原さんが「(アフレコ中に)後ろで皆にこそこそ笑われているのは気づいています」と本音を漏らすと、会場からは笑いがおこりました。
続いて初解禁となるPVが上映され、YOASOBIによるOPテーマ「アドレナ」とEDテーマ「BABY」の2曲が発表。山根さんは「実際こうして曲を聞くと感無量ですね」とコメント。さらにスタッフ情報が公開となったほか、追加キャストとして神楽坂真言役に日野 聡さんが決定したことも解禁され、会場は大きな拍手に包まれました。
ミニ企画「胸キュン♡グランプリ」では予想外の展開に⁉
怒涛の情報解禁に会場が温まったところで、作品にちなんだミニ企画「胸キュン♡グランプリ」へ。箱に入れられたランダムなセリフを引き、「放課後」というお題に沿って胸キュンシチュエーションを披露するという企画です。
最初にくじを引いたのは戸谷さん。友達同士の他愛のない会話を一人二役で演じ、くじで引いた“今日、あいつとばっかり話してなかった?”というセリフを披露。戸谷さんの視線に応じ、客席からは笑いと共に拍手が上がります。
続いてくじを引いた八代さんは、おもむろに戸谷さんをステージに立たせて即興劇を開始。放課後の帰り道を歩く様子を演じつつ、八代さんが“もう帰るの? もうちょっと話してたいな”と、くじで引いたセリフを放つと「たく……!」と戸谷さんが胸キュンする事態に。
梅原さんが引いたくじのセリフは“明日の放課後、ここで会える?”。梅原さんの即興劇を受けて、会場は爆笑に包まれました。感想を求められた山根さんは「胸キュンなのか?」と困惑気味。
そうして予想外の展開もありつつ、会場を胸キュン(?)させた「胸キュン♡グランプリ」の優勝者は八代さんに決定しました!
告知パートでは、TVアニメ『花ざかりの君たちへ』が来年2026年1月4日(日)よりTOKYO MXほかにて放送開始されることが発表。さらに、2025年12月27日(土)にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて先行上映会の開催も決定しました。
最後にキャスト一人ひとりから、アニメ放送への意気込みや現在進行中のアフレコの楽しさなどが語られました。山根さんは、今までアニメ化していなかった本作が令和の時代にアニメになることに大きな意味があると熱弁。「ぜひ放送を見てください!」と力強くステージを締めくくりました。
[文:柴山夕日]