牧阿佐美バレヱ団、恋とユーモアの名作バレエ『リーズの結婚 ~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~』を上演
2026年、創立70周年を迎える牧阿佐美バレヱ団 2026年シーズン最初の舞台は、人気作『リーズの結婚』(仏語原題:ラ・フィーユ・マル・ガルデ)を上演する。
本作は、20世紀を代表する英国の振付家、フレデリック・アシュトンが英国ロイヤル・バレエ団に振り付け、1960年に初演されるとたちまちロングランを重ねたバレエ史に残る名作。日本では、1991年に牧阿佐美バレヱ団のレパートリーに加わり、上演のたびに新たなバレエファンを生み出す人気の舞台だ。
英国流の上質なユーモアが全編にあふれ、のどかな田園を舞台に恋愛騒動が繰り広げられる本作。鶏たちが軽快なステップで踊る幕開けから、バレエの “敷居の高い”イメージは一瞬にして消え去り、これから始まる物語に期待が高まっていく。
恋人コーラスとの幸せな結婚生活を夢見る娘、リーズ。しかし、母親のシモーヌは、お金持ちの家の息子アランとの縁談を進めている。男性ダンサーが演じる母親は特にユーモラスで、時に厳しく愛情にあふれ、娘リーズとのやりとりは大いに笑いを誘う。また、愛すべき人物としてコミカルに描かれるアランも、作品に奥深い魅力を与えている。個性豊かな登場人物たちを慈しむストーリーと心に響く美しいメロディー、そしてアイデアに富んだ驚きの演出。バレエでこそ伝えられる感動が詰まった珠玉の作品だ。
アシュトン・ワールドワイド・フェスティバル 2024ー2028 の一環として上演する今公演は、フレデリック・アシュトン財団から指導者を迎えて、ブラッシュアップしたアシュトン作品の魅力をおくる。主演は、アシュトン版のコーラスを初めて演じる大川航矢と米澤真弓の初役組、西山珠里と清瀧千晴の2組。アランとシモーヌも初役を加えた新キャストによる5年ぶりの上演に期待しよう。
本公演は、2026年6月13日(土)・14日(日) 文京シビックホール 大ホールにて上演。