「物価高を乗り切る人」の“お買い物ルール３つ”「３つ目できてなかった…」「今日からマネしよう」

2/27(木) 8:00配信

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。最近は物価高が気になりますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から「物価高を乗り切る人」のお買い物ルール３つをご紹介します。

(１)値引きに惑わされない

物価高の最近は、あらゆるものの値段が以前より高くなったと感じることが多くなりましたね。

そんな中、いつもより30％OFFなどの値引き価格になっている商品を見つけると、つい嬉しくなって購入してしまう気持ちも分かります。

しかし、最近のような物価高でも家計を崩さないようにするためには、このような衝動買いはできるだけ控えるほうが無難です。

なぜなら、安さにつられて衝動買いした商品は、意外とすぐ飽きたり、冷静になってみると必要なかったかもと反省したり、失敗したと感じる買い物になりやすいからです。

「物価高を乗り切る人」は、このような買い物の仕方を心得ている人が多く、買い物に失敗する確率が低いことで家計を崩さないものです。衝動買いをしがちな人は気をつけてみてくださいね。

同じ商品でも、お店を変えたり、インターネットで購入したりすると安く購入できたりと、購入方法によって値段にばらつきがあることも多いものです。

節約が苦手な人は、思いついた時に欲しいものを買う人が多いのですが、物価高でも家計を崩さず上手くコントロールする人は、買い物に対する行動は非常に慎重な人が多く見られます。

高額な商品を購入する時などは特に念入りに下調べをし、少しでも安く購入できる方法はないかと知恵を絞る人の家計が、買い物の仕方で大きく荒れることはほとんどありません。

物価高で支払いが以前よりも苦しいと感じる人は、高額なものを購入する時ほど慎重に、まずは比較検討することからはじめると、意図せぬ高値づかみをすることが少なくなるはずですよ。

いつもあれが欲しい、これが欲しいと次に買いたいもののことばかり考えている人は、物欲の少ない人よりも、支払いが多くなってしまうことが多いものです。

購入したいという意欲がわいてくるのは素敵なことでもありますが、物価高で支払いが気になる時期は、物欲をどのようにコントロールするかについても検討しておきましょう。

欲しいものを見つけても、いったんは保留にし、しばらくしても熱の冷めないものだけを買うなど、物価高でも家計を崩すことのない人は、物欲をコントロールするのも上手な人が多く見られます。

物価高で支払いが以前よりも苦しいと感じる人は、物欲のままに買い物をする習慣を改められるよう工夫しましょう。

最近の物価高で、家計が苦しいと感じる人は、改めて家計を見直してみてください。
不要な買い物が多いと感じるなら、日々の買い物の仕方を整えることから始めてみてくださいね。

あき／家計簿＆家計管理アドバイザー

記事へのご意見最終更新: 2/27(木) 8:00