2日間の船釣り釣行でウナギとタコを狙う【三重】72cmウナギとタコを見事キャッチ
三重県桑名の港から出船し、濁りのある水深6mのポイントで72cmのウナギを釣り上げた。続いて、磯津漁港から出船し、タコ釣りにも挑戦。両方の釣りの詳細な様子と釣果をレポートしよう。
桑名の港を出船してウナギ釣り
6月1日、揖斐長良川の河口で釣友の宮地さんとウナギを狙った。三重県桑名の港に到着したのは午後9時すぎ。準備をして出船し、ポイントまでは10分ほど。前日の雨の影響で少し濁りが入っており、ウナギには良さそうな感じだ。
水深6mの場所に船を着ける。左岸側が少し浅く、右岸側は深くなるカケアガリの場所だった。
ウナギ釣りのタックル
当日のタックルは、ロッド・ワールドシャウラ2701FF7フィート、リール・シマノツインパワーC3000XG。
メーンラインはバリバスアバニキャスティングPEマックスパワーX8ショアマスター0.8号、オモリ20号、ハリスはフロロカーボン4号、ウナギバリ。
河口では珍しいドバミミズを付けたブッコミ釣り仕掛けを用意した。
良型のウナギを手中
宮地さんの話では、最近エサはドバミミズがいいそうだ。右岸の深い方は、キャストして着底後にイトフケを取って置きザオにした。
宮地さんも2本のサオを左右にキャストして様子見る。すると、開始すぐに右岸側の深い方のサオ先がコンコンとたたかれた。手持ちに切り替え、魚の重みが乗ったのを感じたところでアワせる。小気味いい引きを楽しんで、レギュラーサイズのウナギをキャッチした。
時合いなのか、私のサオ先にもコツコツとたたく反応が出た。ハリをしっかりくわえ込むまで少しラインを送り、魚の重みを感じたとことでアワせるとフッキンが決まった。下に下に力強く引き込むファイトを見せる。
重量感もあって良型らしいので慎重に寄せてくる。ネットに収まったのは太さは申し分ない72cmのウナギ。宮地さんとハイタッチした。
その後は小さなアタリが出るもうまく乗せ切れないなか、宮地さんが見事に同型のウナギをキャッチ。ここで反応がなくなり、午後11時すぎに納竿となった。
磯津漁港を出船してエギタコ釣り
5日は四日市市の磯津漁港から出船してタコ釣りを楽しんだ。現地には午前3時半に到着。受け付けを済ませ、4時に出船した。ポイントまでは20分ぐらい。水深は10m前後だ。
タコエギのタックル
このときのタックルは、モンスターキスディアモンスターMX6にロングベイトグリップパーツ装着仕様。リールはシマノカルカッタコンクエスト201。
メーンラインはYGKのGソウルスーパージグマンX8PE1号。リーダーはバリバスシーバスショックリーダー22ポンド。
タコエギはデュエルイージーQキャスト喰わせラトル3号とイージーQダートマスターラトル3号。オモリはデュエルブランカ40gだ。
本命のタコをキャッチ
少しキャストしてエギを底まで沈めたら、底をキープしながら細かいシェイキングアクションを加えて誘っていく。重みが乗ったので巻きアワセを入れると見事フッキングが決まった。
ずっしりした重みなので早く上げたくてロッドを動かすポンピングをしたくなるが、ロッドを下げたタイミングでバレる。フッキングが決まった位置でロッドを固定し、あとはリールのハンドルだけでラインを回収する。ゴリ巻きでファイトしてタコをキャッチした。
1流し目からのキャッチに船上が活気づく。続けて2匹目を上げるが、その後は続かず。エギサイズを2.5号に落として1匹追加したが、その後は続かず、午前7時すぎに沖上がりとなった。
今後の展開が楽しみなターゲットを狙ったが、改めて伊勢湾の魚種の豊富さに感謝した。
＜週刊つりニュース中部版APC・戸田英明／TSURINEWS編＞
