正月飾り準備中 厚木市 つばき作業所
師走を迎え、正月飾りを製作する厚木市飯山南の就労継続支援B型事業所「つばき作業所」も正月準備に追われている。
同作業所では4年前から、つまみ細工を使った正月飾りを作業の一環に取り入れて販売している。今年は縁起の良い花である菊と現代風のピンクの花2種類の飾りに挑戦。布を四角く切り、三角に重ね折り花びらに模す。一つの花を作るのに20枚以上の布が使われ、しめ縄部分は近隣から藁をもらい自作したオリジナルの作品だ。
飾りつけの作業に取り組む20代の女性利用者は、1日7個を目安に縄に花飾りを取り付けていた。4年間取り組み続け、年を重ねるごとに上達。「作業は楽しいですよ」と手を休めず、笑顔で答えた。