【鎌ケ谷市】誰もがつながる地域づくり 「ぴーす」ゴスペル&こども食堂
ぴーすは、2024年4月から、月に1回ゴスペル合唱の練習会とこども食堂を開催中。
老若男女、障害の有無に関わらず地域の人が集い、楽しい時間を過ごしています。
みんなの心を解放し笑顔にするゴスペル
多機能型事業所キッズぴーす(鎌ケ谷市南初富3-4-4-102)では、2023年6月から児童発達支援事業や放課後等デイサービス事業の音楽療育にゴスペルを取り入れています。
ゴスペルは、アフリカ系アメリカ人の賛美歌。弾むようなリズムに乗って手拍子や足踏みなどを交えて歌います。
代表の清水薫さんは、体が不自由な人が体を揺らす姿や、意外な人が積極的に歌う姿を見て「ゴスペルは人の新たな一面や可能性を引き出してくれている」と語っていました。
ゴスペルを指導する山本愛さんは、公立の小中学校で音楽講師を務め、15年前から授業にゴスペルを取り入れています。
「ゴスペルを歌うと、表情が暗かった子の心が解放されて笑顔になる姿を何人も見てきた」と話していました。
4月からは、ぴーすのゴスペルレッスンに一般の人も参加できるようになりました。
6月のレッスンには、小さな子どもから80代の夫婦まで約20人が参加。
最初に歌ったのは「Amen」。
歌詞は「エーメン」という単語を繰り返すだけです。
初めて歌う人も、すぐに覚えてハーモニーを作り上げていました。
父親と一緒に参加していた中部小学校6年の相澤織人さんは「ゴスペルは、音程がずれても歌詞を間違ってもいいと言われて、自由な感じが良かった」と笑顔。
ぴーすは、8月24日(土)にきらりホールで開催される鎌ケ谷市非核平和都市宣言40周年記念講演会のオープニングに出演します。
「平和を願う心とゴスペルが歌う愛はつながっている」と山本さんは語っていました。
地域の人が気軽に足を運ぶ場を目指して
毎月のゴスペルの練習会の後には、「ぴーす食堂」と称して、こども食堂も開いています。
「ゴスペルもこども食堂も、まずは活動を続けていくことが目標。地域のいろいろな人とつながっていきたい」と清水さんは話していました。
開催日時/9月7日(土)※以後、毎月第1土曜日開催
ゴスペル 午前11時00分~午前11時45分
こども食堂 正午~午後1時
※ゴスペル、こども食堂ともに予約をお願いします。
開催場所/キッズぴーす(NPO法人想創)
問い合わせ
電話番号/047-401-2070(担当:竹見・石山)
080-6627-9360(清水)