その不調、実は「隠れ酸欠」?肩甲骨のズレを正して脳の酸素不足を防ぐ方法
猫背の人は要注意!肩甲骨のズレがもたらす思いもよらない不調とは
適度な負荷が骨を強くする
「少し体を動かしただけで息苦しくなる」「階段の上り下りで息切れがする」。こんな症状がある人は、日常的に呼吸が浅くなっている「隠れ酸欠」かもしれません。
肩甲骨が外転した前かがみの姿勢が続くと、背中が丸まって胸郭が圧迫されます。それと同時に、胸郭と連動して呼吸を助ける横隔膜や肋間筋などの筋肉にも負荷がかかり、肺の機能が低下。空気を十分に得られず、酸素と二酸化炭素の入れ替えが悪くなることで酸欠状態に陥り、息苦しさを感じるのです。
また、酸欠状態になって困るのは息苦しさだけではありません。実は体全体で消費される酸素量のうち、約20%が脳で使われています。そのため、脳はちょっとした酸素不足でもすぐに影響を受けてしまいます。例えば脳が酸欠になった状態で急に立ち上がると、立ちくらみを起こします。
集中力や判断力が落ちたり、眠気が続く、頭痛が起きる、もの忘れが多くなるなどの症状も、脳の酸素不足によって引き起こされるトラブルです。このように、肩甲骨のズレや悪い姿勢は、一見関連がないように思われる酸欠を引き起こし、様々な不調を招いてしまうのです。
出典:『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』著/栗原毅