日本ファンも認める最強タッグ!tvN × Netflix「最高評価」韓国ドラマ5選
2020年以降、著しい普及を遂げたNetflix(ネットフリックス)。
『イカゲーム』(Netflix/2021)をはじめとするオリジナルシリーズの世界的ヒット作が目立つが、それに負けず劣らず支持されているのがtvN作品だ。
人気作・話題作を数多く生み出してきた韓国のケーブル局tvNが手掛けたドラマで、Netflixのラインナップに加わった作品は、これまで高い確率で成功を収めている。
ドラマファンの心を鷲掴みにする名作工場tvNと、ブランド力と波及力を持つNetflixのタッグはまさに最強。日本の韓ドラファンのなかにも、この組み合わせに格別の期待を寄せる人は多いのではないだろうか。
そこで本記事では、Netflixが日本で絶大なる支持を得るようになった2020年以降、同VODで配信された人気tvN作品を5つご紹介。ドラマ・映画のレビューサイトFilmarksとGoogleユーザー評価で好評を得ているドラマをピックアップした。
(図)Danmee読者12,273人が選んだ「新韓流四天王」4人
ヴィンチェンツォ (tvN/2020)
『ヴィンチェンツォ』は、ダークヒーローものを観ているかのようなカタルシスを感じる犯罪サスペンス。きれいごとだけでは通用しないと言わんばかりに、悪党には悪で対抗する主人公の姿が清々しく、多くのドラマファンを魅了した。
また、適度なコメディー要素が入っているのも魅力の1つ。クスっと笑える登場人物の掛け合いの数々は、暗く重いストーリーの程よいスパイスとなり、観る者を飽きさせない魅力がある。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.3/4447件
●Googleユーザー評価:96%
海街チャチャチャ (tvN/2021)
『海街チャチャチャ』は、海辺の田舎町を背景に繰り広げられるロマンチックコメディー。相反する男女が徐々に距離を縮めていく韓ドラロマンス定番の流れを踏むが、主人公の成長やヒューマン要素も盛り込まれ、温かな作品に仕上がっているとの評価だ。
過去に苛まれて生きる男性主人公を演じたキム・ソンホ(キム・ソノ)の涙の演技も高く評価されており、彼が描き出した名シーンの数々は一見の価値あり。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.1/2454件
●Googleユーザー評価:95%
二十五、二十一 (tvN/2022)
『二十五、二十一』(tvN/2022)は、時代に夢を奪われた若者が懸命に生きる姿と、友情、恋、成長を描いた物語。青春物という一言では片づけられないほど、心を揺さぶられるストーリーになっており、ロスに陥る人が続出した作品だ。
韓ドラにしては意外とも言える結末を迎えるが、美しい締めくくりが秀逸。1990年代後半のノスタルジックな雰囲気に浸ることのできる独特のエモさとともに、他の作品にはない魅力で観る者を魅了する。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.4/4328件
●Googleユーザー評価:95%
無人島のディーバ (tvN/2023)
『無人島のディーバ』は、アウェイな条件下で主人公が子どもの頃から歌手になる夢を叶える過程を描いたサクセスストーリー。結末も途中過程も定石だが、主演パク・ウンビンの熱演をはじめ、謎を盛り込んだ展開が視聴者を惹きつける。
内容の濃い映画を観ているかのようなエンターテインメント性と満足感もあり、ドラマという枠に収まらないのも本作の魅力。歌手を目指す者と、かつて頂点を極めた者を対比させ栄枯盛衰を感じさせる流れも見どころの1つだ。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.1/1537件
●Googleユーザー評価:92%
涙の女王 (tvN/2024)
『涙の女王』は、夫婦愛を描いた笑いあり涙ありの2024年のヒット作。韓ドラの定番要素をふんだんに盛り込みながらも、変化球で新鮮さをプラスして、新たな極上のラブストーリーに仕上げている。
また、個性豊かな脇役やそのエピソードまでどこを取っても面白く、なかには名作のパロディーシーンや、他の作品で共演した役者が本作でも息を合わせるなど、韓ドラファン歴の長い人にはうれしいポイントが。遊び心溢れる場面の数々も見どころの1つだ。
●Filmarks評価/レビュー数:★4.4/4425件
●Googleユーザー評価:93%
(ライター/西谷瀬里)