【北海道の天気予報】3連休は「秋」が遊びに来る? 13日(金)からの週間天気予報 気象予報士が解説
北海道のあす13日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
きょうは、道内各地のきれいな空の画像も一緒にお届けします。
9月12日は宇宙の日
きょう9月12日は「宇宙の日」。
宇宙飛行士・毛利衛さんが日本人として初めて宇宙に飛び立った日なんです。
ということで、宇宙にある気象衛星ひまわりがとらえた、雲の画像から見ていきましょう。
こちらは12日(木)午後4時の雲の様子ですが、北海道付近には目立った雲はなく、晴れのエリアに入っています。北に目を向けると、サハリン方面から大陸にかけて、ところどころ雲の塊があります。
ここには…
秋を擬人化した、アキさんがいます。
「3連休、遊びに行くわよ」と言っています。
しだいにこの雲が北海道に近づき、週末は秋の涼しい空気に入れ替わります。この雲の影響で、あす13日(金)は一部で雨も降りますよ。## 13日(金)の北海道の天気と気温
12日午後5時10分ごろの小樽の空です。小樽の西隣にある余市町は、毛利衛さんの出身地で、宇宙記念館もありますね。
連休中は涼しくなるので、お出かけは羽織るものがあると安心です。
あす13日(金)の天気と気温です。
晴れ間が出ますが、道北やオホーツク海側は雨の時間があるでしょう。
朝の気温はけさより2~3度低め。日中は広く25度前後まで上がりますが、夕方以降急速に気温が下がり、朝より夜の方が冷えるでしょう。
13日(金)の北海道の時間ごとの天気
続いて、12日午後5時10分ごろの帯広の空です。だいぶ日が傾いてきた。
日の入りは午後5時43分。あす13日も日ざしは暑いですが、朝晩は涼しくなるでしょう。
あす13日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌や千歳など道央は雲が広がりやすくなりますが、道南は日差しに恵まれます。
朝の気温は千歳で11度。日中は26度前後までグンと気温が上がりますが、夕方から再びガクッと下がります。
道北・空知です。
変わりやすい天気で、日中は通り雨があるでしょう。晴れ雨兼用の傘があると安心です。
稚内は日中も19度と涼しくなりますが、そのほかは午後から急速に気温が下がります。
道東・オホーツク海側です。
太平洋側は晴れ間が出ます。オホーツク海側は午後を中心に雨が降るでしょう。大雨にはなりませんが、ザっと強まる可能性があります。外出には雨具と、帰りが遅くなる方は羽織るものも必要です。
台風13号
ここからは台風13号の情報です。
南海上にある台風13号。赤いエリアは風速25メートル以上の暴風域です。
今後、暴風域を伴いながら北西に進み、14日土曜の午後から15日日曜の午前にかけて、沖縄へ近づき、17日は大陸で熱帯低気圧に変わります。
3連休、沖縄では飛行機への影響が心配されます。最新の情報もご確認ください。
13日(金)からの北海道の週間天気予報
こちらは12日午後5時10分ごろの江差の空です。海も穏やか。夕日がきれいですね。
道南はあす13日も穏やかですが、3連休は雨の降る日がありそうです。
では、13日(金)からの週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
連休スタートの土曜日はカラッと晴れますが、朝は札幌でも13度、北見は7度などこの秋一番ヒンヤリするので、寝冷えに注意です。
日曜は午前を中心に雨が降り、日中でも気温は20度前後と涼しいでしょう。
つづいて、太平洋側です。
3連休は土曜と月曜は晴れるでしょう。晴れる日は朝晩はヒンヤリですが、日中は23度前後で過ごしやすい陽気でしょう。
日曜は昼頃にかけて広く雨が降り、ザっと強まるおそれがあります。
13日(金)の札幌の朝昼晩の天気
あす13日(金)の札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
昼間は暑そうですが、夜は上着を羽織っています。
夕方から北風が強まって急速に気温が下がります。オータムフェストなどで帰りが遅くなる方は、羽織る物が必要です。
また、夕方は傘をさすほどではないですが、パラっと雨の降る可能性があります。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※12日(木)午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU