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レトロな駅舎で過ごす、香り高いひととき。珈琲と人が行き交う“地域の交差点”『Zelkova Coffee えき』(福岡・うきは市)【Oasis 〜心の休息地をめぐる旅〜】

福岡・九州ジモタイムズWish

■小さな駅に生まれた、珈琲の“交差点”

うきは市の玄関口、JR筑後吉井駅。改札を抜けると、ふわりと香ばしい焙煎の香りに包まれます。その正体は、駅舎の一角に佇む『Zelkova Coffee えき』。カウンター以外は100年以上前の駅舎をそのまま活かした空間です。「どうリノベーションするかではなく、どう壊さないかを考えました」と語る店主・田中隆宣さん。使い込まれた配電盤、味わい深い壁のくすみ、そしてここを通り過ぎてきた人々の記憶。レトロな空間に珈琲の香りが溶け込み、訪れるだけでタイムスリップしたような、不思議と落ち着く時間が流れています。

■豆と人をつなぐ、“チーム”という視点

お店の根底にあるのは、田中さんがブラジルで体感した「珈琲は一人では完結しない」という想いです。「生産者、焙煎する僕たち、そして飲んでくれるお客さん。みんなでバトンをつなぐ“チーム”なんだと気づきました」。豆を選び、丁寧に淹れ、家庭で楽しむ一杯になるまでが、暮らしを豊かにするプロセス。最近では、近所の方がパン屋に寄るような感覚で豆を買いに来ることも多いそう。特別な嗜好品としてだけでなく、毎日の暮らしを少し上質にする“日常のパートナー”として愛されています。

■駅ならではの“フラットな距離”

山手にある本店「Zelkova Coffee」とはまた違う、駅ならではの心地よい距離感も魅力です。「ここは毎日通る場所だから、お客さんとの距離が自然と近くなるんです」と田中さん。観光客が旅の余韻に浸っていたり、地元の飲食店主が豆を受け取りに来て立ち話をしていたり。誰かの日常と、誰かの非日常が入り混じるこの場所には、気負わずに過ごせるフラットな空気が漂っています。駅という開かれた場所だからこそ、ふと隣り合った人同士で会話が生まれるような、温かいコミュニティのハブになっています。

■地域と世界が重なる、静かなエネルギー

メニューは本店同様、こだわりのハンドドリップとテイクアウトが中心。駅の喧騒に合わせ、スタッフの「こんにちは」の声もどこか柔らかく響きます。カップに添えられるのは、豆の生産者の顔が見えるカード。「美味しいね、のその先にある背景やストーリーも一緒に味わってほしいんです」。遠く離れたブラジルやエチオピアの風景と、筑後吉井の駅を行き交う人々の営み。その二つの世界を一杯の珈琲が繋いでくれます。旅の途中に立ち寄れば、その味わいがより一層深く心に染み渡るはずです。

■“観光でも日常でもない場所”をつくる

「観光地のような特別感と、日常の延長にある安心感。その中間のような場所にしたいんです」と田中さんは語ります。この場所に店を構えたのは、まさに“ご縁”でした。100年の歴史を刻んだ趣ある駅舎に、新しい珈琲の香りが重なっていく。「Zelkova Coffee えき」は、過去と現在、地元の人と旅人、そしてうきはと世界が穏やかに交差する場所。次の休日は、この優しい“交差点”で、心ほどけるコーヒーブレイクを過ごしてみませんか?

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■『Zelkova Coffee えき』
住所:福岡県うきは市吉井町199
電話:0943-76-9188
営業時間:10:00〜18:00(LO17:00)
定休日:木曜

Instagram @zelkovacoffee
https://www.instagram.com/zelkovacoffee/

Webサイト
https://www.budounotane.com

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※営業時間・定休日・記載の内容などは変更している場合がございます。事前にご確認ください。

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