<努力が足りない?>教えてちゃん=自分で調べず他人に聞く人が気に入らない。なぜ調べないの?
人にはさまざまなタイプがいて、気になったことは自分でとことん調べたい人もいれば、サクッと誰かに聞いちゃおうと思う人もいます。どちらがいいのか悪いのかは判断しにくいかもしれませんが、調べない人に対してモヤモヤするといった声が寄せられました。
『自分でなにも調べない人が苦手。人に聞く前に、その手に持っているスマホで調べたらって思う』
さてみなさんは、気になることがあったらすぐに自分で調べる派か、誰かに聞く派、どちらですか? きっとそれぞれに言い分も理由もあるはずですよね。投稿者さんの声にママたちがどのような反応を見せたのか、見てみましょう。
簡単なことなら自分で調べなさい
『そーだ! そーだ!』
『うちの旦那がスマホを触りながら「明日の天気は〜?」って私に聞いてくる。「そのスマホで調べたら?」ってイヤミを言いたいけど、ガマンしてムシしている』
続々と寄せられた共感の声。その理由の多くが、今その手にスマホを持っているのに、自分で調べようともせず聞いてくることが許せないというものが目立ちました。なかには、スマホを見ながら「今、何時?」と旦那さんから聞かれたというママまで登場。それほどまでにスマホの画面を変更できない状態にあるのでしょうか……。たしかにゲームや動画を見ているときは全画面になっていることが多いので、すぐに時間が確認できないことはありますが……。
『子どもの場合は、すぐ聞くからコミュニケーションが取れるんだよね。でも大人はねぇ……限度によるかな』
質問を投げかけてもらって答える。対子どもの場合、そういった流れがあるからこそコミュニケーションが成立するケースもあります。しかし対大人となると限度が……。ひたすら「教えて~」とやられると、コミュニケーションそのものにうんざりしてしまう可能性も出てきそうです。
質問する側の気持ちを考えてみよう
『聞いたほうが早いからって言うよね』
なぜすぐに調べればわかりそうなことでもイチイチ聞いてくるのか。その心理について考えてみてもいいかもしれません。そのようななかであがったのは、「聞いたほうが早い」とか「情報の取捨選択がヘタだから」などがありました。前者は耳にしたことのあるかたも多いのではないでしょうか。“早い”と感じる感覚に個人差があるのかもしれませんが、聞くほうが面倒という声もあるので、どちらがいいかは本当に性格次第……でしょう。
『すぐ聞く人は、スマホで調べたらたくさん情報が出てきてしまい、どれを拾えばいいのかわからないから人に聞くって言うね』
最近は便利すぎて、1つの質問に対し複数の答えや選択肢が登場することも珍しくないようです。そのような状況に陥ると、なにが正解かがわからないといった現象が起こるのだとか。そうなってしまうと結構大変かもしれませんね。とはいえ、誰かに聞いたところでそれが正解とも限りません。間違えたときの責任の所在がはっきりするぐらいでしょうか。責任を取らされるのかもとなると、聞かれる側としては少しイヤかもしれませんね。
『会話のキャッチボールがしたいからって聞いたことがある』
会話をしたいからあえて質問するといった声も寄せられました。たしかに“質問”は会話をはじめる糸口にしやすそうですよね。ただあまりにも「自分で調べなよ」と思われてしまうほど簡単な内容だと、会話も長続きしないかも……。あくまでも話のつなぎとしての質問であれば問題なさそうですが、そこから話を広げていく努力も必要になりますよね。何度も質問していると質問される側がイヤになってしまう可能性もあります。そうなると会話をするどころではなくなってしまうかも。
『たいして興味がないから自分で調べないんだよ』
ササッと調べればわかること、聞くよりも自分で調べたほうが早いことも正直ありますよね。それをあえて聞くのは、あまり興味がないことだからと受け取る気持ちもわからなくはありません。しかしそうなると、ますますこちらの労力だけを奪い取られているようであまり気分がいいものではないかも。できれば会話をしたいからとか、答えを出せることに信頼を置かれているからとか思わせてもらえればいいのですが……。
質問はほどほどに、対応もほどほどに
自分で調べたほうが早いのにすぐに聞いてくる「教えてちゃん」はあちこちに生息しているようですね。驚いたのは、ママたちはモヤモヤしつつもきちんと答えてあげたり調べてあげたりしていることでした。ママたちの懐の深さに感動……。人に聞いたほうが、的確な答えが返ってきたり理解がしやすかったりすることもあるでしょう。しかしできれば簡単なことは自分で調べてほしいもの。そのほうが記憶にも残りやすそうですしね。聞かれることにうんざりしたら、「私も知らないな~」とか「スマホで調べたらすぐわかるかも!」なんて切り替えしてみてはいかがでしょう。なんでも“ほどほど”が大事ですよね。