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GLAY “エンターテイメントの逆襲”開始、4ヶ月連続配信ライブの第一弾がスタート

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GLAY

GLAYメンバー各々がプロデュースするオンラインライブの『【第一弾】THE ENTERTAINMENT STRIKES BACK魁☆』が配信開始となった。本記事では同ライブのオフィシャルレポートをお届けする。

デビュー25周年を経て、2021年コロナ禍に打ち出したGLAYのテーマは「エンターテイメントの逆襲」。2020年はデビュー25周年の締め括りとしてドームツアーを行う予定であったが、くしくも断念した。その期間自分達の音楽と向たったGLAYが見出した想いが「エンターテイメントの逆襲」であった。
自分達の活動は不要不急なのか? その答えは禅問答の如くかもしれないが、今GLAYの出来る事を全てやると決めて打ち出して実施したのが今回の配信ライブである。兼ねてより企画していたメンバーそれぞれが手がけた楽曲のみで構成するメンバープロデュースライブを四ヶ月連続実施と打ち出し、そのトップバッターをリーダーであり、メインコンポーザーであるTAKUROが務めた。数々の名曲を生み出してきたTAKUROが打ち出したテーマは「ギターロックバンドとしてのGLAY」。感じるままにスカッとするROCKな楽曲のみで構成されたライブであった。

TERU

TAKURO

会場は舞浜アンフィシアター。SEでは「この世に光を灯す」といったメッセージと共にアニメーションが映し出され、円形ステージからメンバー4人が同時に登場する。その姿だけで物語れる「THIS IS J-ROCK」感。四半世紀を駆け抜けてきた彼らだからこそ立ち姿で語れる雰囲気である。
そこから1曲目は「KISSIN' NOISE」。ハードなギターリフから畳み掛け、それとリンクするように配信ライブならではの映像演出がシンクロする。2曲目の「WET DREAM」ではさらにハードな演奏と激しい映像エフェクトが散りばめられ、配信ライブでもステージの熱量が画面越しに伝わってきた。3曲目はGLAYのROCKといえばこの曲「誘惑」。J-ROCKの中でも、最初のドラムを聞いてわかる曲は数少ないであろうが、前半から惜しみもなく披露するその姿勢はまさに自分達のバンドとしての勢いを魅せつけてくれた。その熱そのままにインディーズ時代のアルバム『灰とダイヤモンド』から「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」、そして1993年7月31日に配布されたデモテープ時代から超貴重な「LOVE SLAVE」を披露。デビュー前のギラギラしたGLAYを令和に打ち出してくれた。

HISASHI

JIRO

クールダウンの如くTAKUROのジャジーなギターを挟み、ステージ中央にモニターの集合オブジェが登場すると、またもインディーズ時代、しかもベースのJIROが加入前の「Angelus」を披露。初めて聞く人も、懐かしの人も全てをアッパーに盛り上げてくれるナンバーであり、その熱量冷めぬうちに、定番のスピードナンバー「彼女の“Modern…”」、印象的な歌詞「世界は皮肉に溢れて〜」から始まる「HIT THE WORLD CHART!」を投げかけてきた。
続いて披露するのは新曲「SHINING MAN」。今回のライブタイトル『魁☆照男達(シャイニングメン)』にもあるように、TAKUROが「こんな時代にただただ楽しく聴ける曲」と想いを込めて作成したナンバーであり、どこかバカバカしさもありながら、GLAYのROCKサウンドが炸裂している曲であった。曲の後半にCGエフェクトで現れた「シャイニングマン」の映像演出が曲の雰囲気を更に彩った。
ボーカルTERUが「ラストソング! GLAYは動き出しました。生きていく目標があって、これからもみんなの原動力になっていきます。ギターバンドらしく最後の曲です!」とMCを挟めば、「TILL KINGDOM COME」を披露! この楽曲はまさにギターバンドGLAY要素が詰められており、TAKUROとHISASHIがこれでもかといったツインギターソロを投げ合うナンバー。1時間といった通常からは短い時間であったが、GLAY史上ここまでアッパーなナンバーだけで構成されたライブは珍しい。最初から最後までTHIS IS J-ROCKで駆け抜け、余韻そのままに来月のライブへと繋げた。

GLAY

次の配信ライブはHISASHIプロデュース『THE ENTERTAINMENT STRIKES BACK RESONANCE vol.3』(4月29日配信予定)。今回のテーマである「エンターテイメントの逆襲」を考えた張本人は果たしてどんなライブを見せてくれるのであろうか。
GLAYの「エンターテイメントの逆襲」は始まったばかりである。

撮影=田辺佳子

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