【習志野市】あなたにも届きますように きらっといっぽの会市民活動団体の奮闘記
大きな声を出したり、飛び跳ねたりといった障がい児・者が示す行動に戸惑い、不安を感じた経験はありませんか。
「知ること」を理解につなげたい
障がいや発達特性に由来するそのような行動には「理由」があること、「あたたかく見守る」という関わり方があることを広く伝え、障がいのある人もない人もより暮らしやすい共生社会を目指して活動する「きらっといっぽの会」。
チラシやポスターを作成し、掲示・配布を行う他、当事者の子育て体験記をユーモラスに描いた「あるある」話を習志野市HPに連載するなど、2017年の発足以来、精力的に周知活動に取り組んできました。
メンバーの小野寺明美さんは「家族に障がい児がいると地域で話せなかった」と振り返り、「知らないことが偏見や恐れにつながる。知ることでお互いが安心して、本当の意味で多様性を受け入れる社会になると思う」と朗らかに話します。
気持ちを話せる場所 大切な寄り添い活動
福祉や地域の情報を交換したり、日々の悩みを共有したり、保護者同士が交流できる「おはなしサロン」。
同会が啓発活動と併せて注力してきた活動です。
「少し先に同じ地域で子育てをした私たちと話しませんか」と代表の伊藤希実子さん。
「話せてよかった、また明日からがんばれそうです!という参加者さんの声がうれしかった」と笑顔を見せ「活動を通して、一人じゃないと伝えていきたい」と熱を込めました。
第8回おはなしサロン
日時/12月18日(水)午前10時~正午
場所/総合福祉センター2階 和室
住所/千葉県習志野市秋津3-4-1
※途中入退場自由
問い合わせ
電話番号/090-4812-2961(伊藤)
Instagram/@kirattoippo