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【2025年最新版】シリコンバレー出張ガイド、観光・グルメ・おみやげ編

TECHBLITZ

シリコンバレー出張といえば、スタートアップや最新技術を巡る視察──。でも、それだけで終わらせてしまうのはもったいない。せっかくアメリカ西海岸に来たのなら、合間の時間で楽しめる観光や、地元ならではのグルメ、そして帰国時に喜ばれるおみやげ探しまで、もうひと味楽しんでみませんか? 本記事では、ビジネスの合間の時間でも気軽に立ち寄れるスポットを中心に、出張者目線で厳選した「観光・グルメ・おみやげ編」のおすすめ情報をお届けします。

目次観光・エンタメ編サンフランシスコを一望できる「ツインピークス」アメリカの現代アートに触れる「SFMOMA」日本未上陸のゴルフエンタメ「トップゴルフ」食事・グルメ編激戦区で楽しむ「クラフトビール」ナパバレーは遠い、そんな時はベイエリアのワイナリー巡りサンフランシスコ市内の「メキシコ料理」おみやげ・ショッピング編デコピン効果で人気急上昇のワイン「デコイ」サンフランシスコ発の「ダンデライオン・チョコレート」スーツケースに余裕があるなら「ヒース・セラミックス」サンノゼ空港限定のひよこマスコット「ベビーチック」

観光・エンタメ編

<div align=left>サンフランシスコを一望できる「ツインピークス」

image : ESB Professional / Shutterstock

 ツインピークス(Twin Peaks)は、サンフランシスコの地理的中心に位置する標高約280メートルの双子の丘。「Noe」と「Eureka」と名付けられた2つの頂上からは、市街地はもちろん、ゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ島、バークレー、半島まで360度のパノラマビューが楽しめる。晴れた日はもちろん、霧の日でも幻想的な景色が広がり、夜景は宝石を散りばめたような美しさ。車で頂上まで行けるほか、ハイキングコースもあり、サンフランシスコを一望する絶景スポットとして訪れる価値あり。

<div align=left>アメリカの現代アートに触れる「SFMOMA」

image : Cicchetti / Shutterstock

 サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)は、西海岸最大の現代アート美術館。2016年の大規模拡張により、17万0,000平方フィートの展示スペースを持つ世界最大級の近現代美術館となった。アンディ・ウォーホル、フリーダ・カーロ、ゲルハルト・リヒターなど世界的アーティストの作品を鑑賞できる。点数は少ないが、マーク・ロスコや草間彌生の作品も。屋上庭園からはサンフランシスコの街並みも一望できる。

<div align=left>日本未上陸のゴルフエンタメ「トップゴルフ」

image: TOPGOLFHP

 トップゴルフ(TOPGOLF)は、今アメリカ各地で人気のゴルフエンタメ施設。従来のゴルフ練習場とは全く異なるコンセプトで、友人や家族とわいわい楽しみながらゴルフができる空間が提供されている。各打席にはゆったりしたソファが設置され、アップテンポの音楽が大音量で流れる中、お酒や食事を楽しみながらプレイできるのが特徴だ。ブース1個につき最大6人での利用が可能で、店舗や時間帯によって料金は異なるが、サンノゼ店であれば日中は1時間当たり38ドル、夜は69ドル。週末の夜は予約なしでの利用が困難なほど人気なため、事前に計画を立てて訪れるのが吉。

サンノゼ店:10 Topgolf Drive, San Jose, CA 95002
サンフランシスコ店(Burlingame)店:258 Anza Boulevard, Burlingame, CA 94010

食事・グルメ編

<div align=left>激戦区で楽しむ「クラフトビール」

image : San Francisco Travel Association

 サンフランシスコは全米屈指のクラフトビール激戦区として知られており、個性豊かな醸造所が市内に点在。シリコンバレー出張の合間に、地元で愛される本格的なクラフトビールを堪能し、ここでしか味わえない一杯に出会ってみては? 数あるブルワリーの中で、味や雰囲気が筆者の好みだった店舗はこちら。

Woods Beer & Wine Co.
 ヒッピー文化の聖地ヘイト・アシュベリーに位置する、ビールとワインの両方を楽しめるユニークな醸造所。創業者ジム・ウッズ氏は、クラフトビールブームで甘いビールが増えていることを「フラペチーノ現象」と呼んでそれとは一線を画す態度を取り、ハーブを効かせた独創的なビールを醸造。「Local Honey」(ユーカリ、ヤロウ、ラベンダーの香りが特徴的なエール)や「Retro Pilsner」(酵母が浮遊する無濾過ケラービール)が人気だ。サンフランシスコ市内に複数の支店があるが、秘密基地感のある中庭が楽しいLowside店がおすすめ。
ローサイド店:530 Haight St, San Francisco, CA 94117

Southern Pacific Brewing
 ミッション地区の工業地帯にある倉庫を改装した、開放的で明るい雰囲気のブリュワリー。歴史的なサザン・パシフィック鉄道にちなんで名付けられ、15バレルシステムで醸造される正統派のエールが自慢。「California Blonde」が特に人気で、クリスプなラガーから力強いIPAまで幅広いスタイルをカバーしている。屋外席もあり、犬連れでの来店も可能な地元密着型の醸造所だ。
住所:620 Treat Ave, San Francisco, CA 94110

Yard House
 こちらはサンフランシスコ市内ではなく、サンノゼの高級ショッピングモール「サンタナ・ロウ」に位置する、100種類以上のタップビールを誇る大型ビアホール。クラフトビールから輸入ビールまで豊富な選択肢があり、常時3,000ガロンのビールがタップシステムに流れているという。モダンインダストリアルなデザインの開放的な空間で、スポーツ観戦も楽しめるほか、ロブスターガーリックヌードルやポケナチョスなどのアメリカン料理も充実しており、平日のハッピーアワーでは前菜が50%オフになるお得なサービスも。出張の締めくくりに最適なスポットとなること間違いなし!
住所:300 Santana Row Ste 101, San Jose, CA 95128

<div align=left>ナパバレーは遠い、そんな時はベイエリアのワイナリー巡り

image : Rostislav_Sedlacek / Shutterstock

 サンフランシスコ・ベイエリアには、ナパバレーまで足を延ばす時間がない出張者でも気軽に訪れることができるワイナリーが数多く存在する。シリコンバレーの中心部から車で30~45分程度の距離にある以下のワイナリーは、それぞれ異なる魅力を持ち、カリフォルニアワインの多様性と品質の高さを体験できる魅力的な選択肢だ。

Ridge Vineyards(クパチーノ)
 リッジ・ビンヤーズ (Ridge Vineyards)は1885年に設立された歴史あるワイナリーで、サンタクルーズ山脈の頂上に位置している。アップル本社もあるクパチーノにあり、シリコンバレーを一望できる絶景のロケーションが特徴。リッジのフラッグシップである「モンテベロ」は世界最高水準のカベルネ・ブレンドとして知られている。通常のテイスティングは1人30ドル、プライベートタイプは1人75ドル。
住所:17100 Montebello Road, Cupertino, CA 95014

Testarossa Winery(ロスガトス)
 テスタロッサ・ワイナリー(Testarossa Winery)は、サンノゼから南西へ車で約20分程に位置するロスガトス(Los Gatos)にあり、石造りのセラーと美しい敷地が印象的。シャルドネとピノノワールを専門とし、2025年に新しくオープンしたビストロ&ワインバーでは、ワインとカントリー料理を楽しむことができる。テイスティングは会員向けと非会員向けで複数のオプションがあり、非会員向けは1人25ドルから。
住所:300 College Avenue, Los Gatos, CA 95030

The Mountain Winery(サラトガ)
 マウンテン・ワイナリー(The Mountain Winery)は、「カリフォルニアのシャンパン王」と呼ばれたフランス出身のポール・マッソンによって1901年に設立されたワイナリーが起源の歴史的な場所。カリフォルニア州の歴史的建造物にも指定されており、ロスガトスからほど近いサラトガ(Saratoga)に位置している。夏のコンサートシリーズで有名で、ダイアナ・ロス、リンゴ・スター、ウィリー・ネルソン、レイ・チャールズなどの著名アーティストが出演してきた。テイスティングは1人20ドルから。
住所:14831 Pierce Road, Saratoga, CA 95070

<div align=left>サンフランシスコ市内の「メキシコ料理」

image: Brannon_Naito / Shutterstock

  カリフォルニア州はメキシコとの国境に近く、歴史的にメキシコ系住民の移住が続いているため、本格的なメキシコ料理の文化が根付いている。サンフランシスコは「ミッションスタイル」ブリトーの発祥の地として知られており、地元独自のメキシコ料理文化が発展。スペイン語で屋台を意味する「タケリア(Taqueria)」、ミシュラン星付きのレストランまで、本場のメキシコ料理を楽しんでみては。

ラ・タケリア(La Taqueria)
 ラ・タケリアはミッション地区の老舗で、特にブリトーとタコスなどクラシックなメキシコ料理で高い評価を一貫して得ている。飾り気のない本格的なアプローチで愛されており、ミシュランガイドやトラベラーズチョイス賞の認定を含む数々の栄誉を受賞。サンフランシスコの典型的なメキシコ料理を体験したいなら必見の場所だ。
住所:2889 Mission St, San Francisco, CA 94110

ロロ(Lolo)
 ロロはサンフランシスコのミッション地区にあるレストランで、メキシコ中部ハリスコ州の風味を地元の食材と組み合わせた料理が特徴。パン粉で揚げたエビ、パイナップル入りのサルサ、チポトレアイオリなどを組み合わせた「タコ・トロピカル」やマグロと濃厚な魚介ソースを合わせた「ツナ・タコン」など、その独創性が魅力だ。店内はカラフルな内装が特徴的で、オーナーのロレナ(愛称ロロ)がデザインしている。
住所:974 Valencia St, San Francisco, CA 94110

カリフォルニオス(Californios)
 カリフォルニオスは、SoMa地区にあるミシュラン星付きメキシコ料理レストラン。アメリカで初めてミシュラン2つ星を獲得したメキシコ料理レストランで、2015年に1つ星、2017年に2つ星を獲得した。値段は張るが、前菜からタコス、デザートまで日本にはないサンフランシスコならではの食体験が待っているはず。
住所:355 11th St, San Francisco, CA 94103

おみやげ・ショッピング編

<div align=left>デコピン効果で人気急上昇のワイン「デコイ」

image : The Image Party / Shutterstock

 大谷翔平の愛犬デコピン(本名:デコイ)と名前が同じで、人気急上昇中のワインブランド「デコイ(DECOY)」。ナパバレーの醸造所ダックホーン・ビンヤーズ(Duckhorn Vineyards)が製造しており、ナパバレーの代名詞でもあるカベルネ・ソーヴィニヨンももちろん美味だが、濃厚な果実味が特徴的な「ジンファンデル(Zinfandel)」という品種はカリフォルニアならでは。SafewayやTARGETといったスーパーでも安価で購入できるので、見つけた際はぜひお試しあれ。

<div align=left>サンフランシスコ発の「ダンデライオン・チョコレート」

image: paulaah293 / Shutterstock

 ダンデライオン・チョコレート(Dandelion Chocolate)は、サンフランシスコ発の「Bean-to-Bar」チョコレート専門店。世界各国のカカオを使用した単一原産地チョコレートが自慢で、店内では試食も可能。「European Drinking Chocolate」は濃厚で贅沢な味わいでシグネチャー的な人気を誇る。カカオ100%のチョコレートから、ユニークなカカオフルーツスムージーまで、チョコレート愛好家には必見のスポット。

ミッション店:740 Valencia St., San Francisco, CA 94110
フェリービルディング店:One Ferry Building, San Francisco, CA 94111

<div align=left>スーツケースに余裕があるなら「ヒース・セラミックス」

image: Heath CeramicsHP

 ヒース・セラミックス(Heath Ceramics)は、1948年創業の歴史ある陶器メーカー。創業の地サウサリートの工房で手作りされる食器は、独特の釉薬とシンプルながらも洗練されたデザインで高く評価されており、食卓のお供として長く愛用できる一品。サンフランシスコ市内などの名立たる一流レストランで使用され、MoMAやLACMAの永久コレクションにも収蔵されている。ゴールデンゲートブリッジを渡った先にあるサウサリートの工房には、アウトレット店舗が併設されていて、お得な割引価格で商品を購入できるので、ドライブがてらこちらにも足を延ばしてみては。

サンフランシスコ本店:2900 18th Street, San Francisco, CA 94110
フェリービルディング店:Ferry Building Marketplace内
サウサリート店:400 Gate 5 Road, Sausalito, CA 94965
豆知識:ヒース・セラミックスのサンフランシスコ本店の隣には、市内ナンバーワンの呼び声も高いベーカリー「Tartin Bakery」が支店を構えている。広々としたイートイン空間もあり。

<div align=left>サンノゼ空港限定のひよこマスコット「ベビーチック」

image : San Jose Mineta International Airport

 サンノゼ・ミネタ国際空港(SJC)のマスコット「ベビーチック」は、空港の75周年記念キャンペーンから生まれたひよこのキャラクター。1949年に就航した初の商業便が2,550羽のひよこと共に到着したというエピソードにちなんで誕生した。メインキャラクターの「アーニー」をはじめ、「ジム」「ロビー」「マリア」など、それぞれがサンノゼの歴史的人物にちなんで名付けられている。ちなみに、アーニーは空港設立の立役者アーネスト・レンツェルに由来し、冒険好きで世界中を旅することを夢見るキャラクターだ。

 当初はプロモーションイベントでのみ入手可能だったレアグッズが、2024年末から一般販売開始となり、ラゲッジタグ、靴下、キーホルダー、ぬいぐるみなどの商品が空港内にあるハドソン店舗で購入可能。サンフランシスコ国際空港では手に入らないため、シリコンバレー土産として、航空ファンや可愛いもの好きに喜ばれること間違いなし?

従業員数なし

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