河合優実、佐藤二朗、稲垣吾郎、河井青葉、早見あかりらの様々な表情を切り取る 映画『あんのこと』場面写真10点を公開
6月7日（金）公開の映画『あんのこと』から、メインビジュアルと場面写真が解禁された。
『あんのこと』は、『SR サイタマノラッパー』シリーズや『22年目の告白 -私が殺人犯です-』などで知られる入江悠監督の最新作。2020年6月に掲載された「少女の壮絶な人生を綴った新聞記事」に着想を得た映画だ。「シャブ中でウリの常習犯」20歳の香川杏は、ホステスの母親と足の悪い祖母と、3人で暮らしている。子どもの頃から、酔った母親に殴られて育った。小4から不登校。初めて体を売ったのは12歳で、相手は母親の紹介だった。希望はおろか絶望すら知らず、ただ繰り返される毎日。そんな薄暗闇の世界が、ある出会いをきっかけに少しずつ変わり始める。だが、やっと繋がった細い糸も突然のコロナ禍に断ち切られてしまう。
主人公の杏を演じるのは、『少女は卒業しない』などの河合優実。杏に更生の道を開こうとするベテラン刑事・多々羅を佐藤二朗が、杏と多々羅を取材するジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じているほか、河井青葉、早見あかりらがキャストに名を連ねている。
解禁された場面写真10点では、登場人物の様々な姿が切り取られている。取調室での多々羅と杏の姿や、泣き崩れる杏を多々羅が抱きかかえる場面、老人ホームやラーメン屋で杏が笑顔を見せるシーンも公開されている。
また、本作のムビチケカードが4月26日（金）より発売されることも決定。さらに、完成披露上映会が5月8日（水）に東京・イイノホールで開催されることも明らかになっている。完成披露上映会では、河合優実、佐藤二朗、稲垣吾郎、入江悠監督らによる舞台挨拶も行われる予定だ。詳細は、公式ホームページを確認しよう。
映画『あんのこと』は6月7日（金）より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国公開。