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冒険研究所書店 初イベントに100人超 桜ヶ丘駅前で映画鑑賞会〈大和市〉

タウンニュース

映画鑑賞をする来場者=写真を一部加工しています

北極冒険家の荻田泰永さん(46)が店主を務める「冒険研究所書店」が11月30日、桜ヶ丘駅東口のロータリーで映画鑑賞会を開催した。小田急電鉄株式会社や近隣店舗による協力のもと、同店で初めてとなるイベントに、およそ100人以上が訪れた。

この鑑賞会は荻田さんの「イベントを通じて桜ヶ丘駅周辺に活気を出したい」という思いで、今年9月から準備が始まった。通行人も気軽に立ち寄ってもらえるように映画鑑賞を選択した。「駅前のロータリーを有効に活用できるのでは」と、小田急電鉄に使用許可をもらった。同社の担当者は「安全が確保されるのであれば、地域を盛り上げるためにこれからも利用していただけたら」と話していた。

当日はロータリーにある桜の木を活用してプロジェクターを設置し、映画を上映した。作品は荻田さんの冒険先でもあるグリーンランドを舞台にした「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」を選んだ。午後7時の上映前から来場者が訪れ、上映中は通行人が立ち寄る姿も見られた。

客席の中央では安全面に配慮しながら焚き火も行われ、焼き芋やマシュマロを焼いて振る舞うサービスも。「協力できることがあれば」と、駅前の喫茶店「カフェかじふち」や南林間のネパール料理店「チャンドラスーリヤ」も無料で飲み物を提供するなど、イベントに協力した。

鑑賞会後は「次も楽しみ」といった来場者の声も多く、荻田さんは「喜んでいただける方が多くて非常にうれしい」と、笑顔で話していた。

今後も駅前のロータリーを活用し、イベントを実施する予定だ。

問い合わせは冒険研究所書店【電話】046・269・2370へ。

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