【麻布十番駅1分】旅館の朝ごはんが食べられる「あみ城」の朝定食(1400円)が豪華すぎて通いたい / 朝サウナと組み合わせれば完全にキマる
つい先日、麻布十番の「スゴイサウナ & ステイ」に宿泊したのだが、寝起き直後にマグマ式サウナで完璧に目覚め、チェックアウト後に「さあどこかで朝食でも食べよう」となり……駅周辺を散策することにした。
ところが、なかなかドンピシャの店が見つからない。ってことでスマホで調べてみたところ、スグ近くの住宅街に “旅館の和朝食” が食べられるお店があることが判明。都内で旅館級の朝ごはんはアツい。気になったので足を運んでみた。
・麻布十番で旅館の和朝食
東京メトロ・都営地下鉄大江戸線の「麻布十番駅」から徒歩わずが1分。大通りから少し入った住宅街の一角に「あみ城」はある。公式サイトによると、朝食は7時30分から10時30分までとのことだ。
店内はカウンター席6席に加えて、テーブル席やテラス席もあり。この日は朝8時過ぎに入店して、カウンター席に案内された。
先客はテーブル席とカウンター席にそれぞれ1人ずつ。混雑しているわけではないが、静かに朝を迎えるにはちょうどいい空気感だった。
・あみ城 朝定食
さて、メニューはシンプルで「あみ城 朝定食(1400円)」の一本勝負。写真の時点で超豪華。噂の旅館朝食はこれのことだろう。焼き魚は鮭かサバから選べるとのことで、今回はサバをお願いした。
常連さんと思しきお客さんは「生たまご(100円)」を追加で頼んでいた。自分好みにカスタマイズできるのがポイントらしい。私は初めてなので追加は注文せず、基本の朝定食をそのまま味わうことにした。
・まさに旅館の朝ごはん
10分ほど待って運ばれてきたのは、まさに “旅館の朝ごはん” と呼ぶにふさわしい豪華な定食だった。焼き魚が主役で、きんぴらごぼう、こんぶ佃煮、紀州南高梅の梅干しなどががっちりと脇を固めている。
さらに湯気を立てる味噌汁と炊きたてのコシヒカリが並び……都心にいることを忘れてしまうほどの光景が広がる。マグマサウナでスッキリ目覚めた後だから余計に美味しそうに見えるのだ。「スゴイサウナ」から「あみ城」という流れはマジで最高かも。
いざ口に運ぶと、焼きサバの皮はパリッと香ばしく、中はふっくらジューシー。さっぱりとしたお浸しや揚げ出しは優しい味付けで、旅館の朝を感じさせてくれる。マグマサウナの直後にこれほど豪華な朝食を食べることになるとは。
そしてやはり、ツヤツヤの白米である。粒立ちがしっかりしていて噛むほどに甘みが広がる……ひと口ひと口が “ちょっといい温泉旅館の朝” そのもの。あみ城は都心かつ駅近でありながら旅館気分を味わえる数少ない場所だと実感した。
・特別な1日
というわけで、都心にいながら非日常を味わってきた。駅から徒歩1分という立地で、価格は1400円。特別感のある豪華な朝食を食べることで、きっと特別な1日になるだろう。
地元の方はもちろん、出張や観光で近くに泊まった人にとっても最高の朝食スポットになるはず。都心の真ん中で、旅館の朝を体験できる場所。麻布十番で朝を迎えるなら覚えておいて損はない1軒である。機会があればぜひ!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名:あみ城
住所:東京都港区麻布十番2-21-14 ライオンズマンション麻布コート1F
時間:7:30〜10:30 / 11:00〜16:00 / 18:00〜22:30
休日:不定休
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.