妊娠した恋人を捨てて逃亡!?海軍エリート兄の“クズっぷり”と巻き込まれた弟の悲劇
戦争漫画といえば、英雄的な活躍や自己犠牲を描くものと思っていませんか?
『ソウヨク~零戦と隼~』の第1話は、主人公の一人であるエリート軍人の「あまりにもゲスな女性トラブル」から幕を開けます。
人間の泥臭い欲望や、双子の兄弟間のコンプレックスが渦巻く、ドロドロの人間ドラマをご紹介します。
「軍人の恩給狙い」と開き直る海軍の兄・次郎
物語の冒頭、銀座のカフェで繰り広げられるのは修羅場です。
海軍航空隊の次郎は、デパートで働く女性を妊娠させて逃げようとしており、彼女の友人から「責任を取っていただきます」と詰め寄られます。
しかし次郎は「結婚なんかしてたまるか。
あっちは軍人の恩給狙いなんだからな」とうそぶき、全く反省の色を見せません。
このエリートでありながら人間性に難のある次郎のキャラクターが、物語に強烈なスパイスを加えています。
「いつも兄貴が先に行く」弟・三郎の屈折した思い
一方、陸軍航空隊に所属する双子の弟・三郎は、真面目でストイックな性格です。
実家の醤油屋は長男が継ぐため、軍隊に入るしかなかった三郎ですが、先に海軍に合格したのは不真面目な次郎でした。
「先を越された俺は、兄貴を避けて陸軍航空隊に入隊した」と語る三郎の言葉には、双子ならではの複雑なコンプレックスが滲み出ています。
まとめ:ダメな兄の尻拭いをさせられるのは、いつも真面目な弟
次郎を訪ねた三郎は、ひょんなことから兄の身代わりとして作戦に参加させられ、そのまま空母に乗せられてしまいます。
女遊びのツケから逃げるように姿を消した兄と、その身代わりとして死地へ赴くことになる真面目な弟。
あまりにも理不尽な格差に、思わず三郎を応援したくなること必至の第1話です。