全部やろうとするから効率が落ちる! 脳の専門家が教える「明日やる」脳のメンテナンス術【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】
今日やるべきことはトップ5のタスクだけ
6番目以降は明日やろう
仕事熱心な人ほど「きりのいいところまでやろう」「まだできそうだから進めよう」と無理を続けてしまいがちです。しかし、疲れを押して働き続けても、脳のパフォーマンスは下がる一方です。疲れた脳は判断力も集中力も鈍り、効率が下がるどころかミスが増えてしまいます。
本格的な疲れを感じる前に、早めの休息を取ることが何より大切です。壊れかけた機械を無理に動かし続けたときと同じように、脳も酷使すれば回復までに時間がかかります。疲れや飽き、集中力の途切れといったサインが出たら、迷わず休む。それが最も賢いメンテナンス術です。
それでも、どうしても進めなければならない仕事があるときは、「全部やる」のではなく、タスクを整理して優先順位をつけてみましょう。
朝のうちに、今日やろうと思っているタスクや用事を並べ、仕事だけでなく飲み会や趣味の約束などプライベートの予定も含めてリストアップします。どんなに楽しい予定でも、脳には疲労がたまるからです。
そして、リストアップしたものを優先度順に並べ替え、上位5つにだけ取り組むようにしましょう。期日が迫っているものや、次の作業に影響するものなど、その日に本当に取り組むべき5つに絞ります。6番目以降のタスクは、明日以降に回してかまいません。
また、「5つ」というのも目安ですので、もし疲労のサインが体から発せられている日は、上位3つに絞るなどして早めに休みましょう。休むことは怠けることではなく、よりよいパフォーマンスを保つための賢い戦略なのです。
優先度トップ5のタスクだけ片づける
タスクを洗い出す
朝、その日にやるべきタスクをリストアップします。プライベートの楽しい予定でも疲労はたまるので、リストに入れましょう。
優先度で並べ替える
リストアップしたタスクを優先度順に並べ替え、「上位5つにだけ取り組む」と決めます。疲労度に合わせて「4つ」「3つ」にするなど、調整しましょう。
【出典】『脱・疲労回復 「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣』著:梶本修身