【くれゑぷびより】“くまさん”に胸キュン 「毎日食べられる」を目指す罪悪感ゼロの低脂肪クレープ
第3次ブームが巻き起こっているという「クレープ」を調査。静岡県内でもクレープ専門店が続々と誕生する中、「罪悪感ゼロ」でかわいすぎるクレープのキッチンカー「くれゑぷびより」で、人気の秘密に迫りました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ第3次クレープブームが到来
クレープのブームが最初に起こったのは1970年代後半の原宿。2000年に第2次ブームとなり、2025年は3度目のブームを迎えていると言われています。
インスタグラムの投稿数は201万件以上にのぼり、その波は静岡にも到来していました!
赤と白のかわいいキッチンカー「くれゑぷびより」
訪れたのは、赤と白の車体がかわいらしいキッチンカー。赤いパラソルも目立ちます。
オープンから2025年で2周年を迎えたキッチンカーのクレープ店「くれゑぷびより」です。
イベント時には1日で200個以上を販売するという人気店で、ふと見るとフードコートなどにある呼び出しベルまで並んでいました。
くれゑぷびより 店主・齊藤奈美子さん:
日によっては行列になってしまうので、呼び出しベルを導入しました
店の前に立つと、クレープを焼く幸せな香りが漂ってきます。お客さんがこぞって訪れる理由は、一体何なのでしょうか。
ぜんぶ手作り クマとプリンの看板商品
待つこと数分、出てきたのは「プリンアラモード(700円)」。
赤地に花柄の紙にくるまれたクレープは、見た目からして特別です。
中央には手作りのクマのフィナンシェ、その周囲にはレトロなプリンがのっています。
フルーツはバナナ、ミカン、モモ。それにホイップクリームとカスタードクリームがたっぷり入っています。ピンクのスプーンが添えられ、まるでアートのような仕上がりでした。
テレビ静岡・大森万梨乃アナウンサー:
最高においしい。いい甘さで生地がものすごくモッチモチです
くれゑぷびより・齊藤奈美子さん:
生地には強力粉を多めに入れているので、もちもちの食感が生まれます
さらに驚くことに、クマのフィナンシェも、プリンも、カスタードクリームも、すべて店主の齊藤奈美子さんの手作りだといいます。
見た目からは想像できない“あっさり感”
見た目からカロリーが高そうに感じるかもしれませんが、「くれゑぷびより」のクレープは食べてみると意外にあっさりしています。
その秘密は、低脂肪の材料を使っていること。通常のクレープよりもだいぶ低カロリーに仕上げているそうです。
くれゑぷびより・齊藤奈美子さん:
低脂肪乳を使ってまして通常のクレープよりだいぶ低カロリーにできてると思います。ペロッと食べれると思います
見た目の華やかさと食べ応えの満足感がありながら、罪悪感がない。これこそが、お客さんが何度も足を運ぶ理由なのです。
「毎日がクレープ日和」というコンセプト
季節に合わせた週替わりの限定クレープも人気で、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみもあります。
くれゑぷびより・齊藤奈美子さん:
うちのお店が「毎日がクレープ日和」をコンセプトにしてます。週に3回来る方は結構いますね
低脂肪の素材で罪悪感が少ないからか、ヘビーリピーターも多いそうです。
「毎日がクレープ日和」。その名の通り日常的に楽しめるクレープを提供したいという思いが込められています。見た目のかわいさと、おいしさ、そして罪悪感のなさ。三拍子そろったクレープは、ブーム再来を象徴する、新時代のクレープでした。