「みずみずしく弾ける!」生で食べるもぎたての甘さにびっくり!畑で最初のごほうび
北海道を支える様々な職業のプロに一日弟子入り!
仕事の流儀やこだわりを探る仕事体験ドキュメンタリー!
HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」のコーナー「師匠!私を弟子にしてください」の取材をもとに、私、HBCアナウンサー・東峰優華が、気づきや北海道の魅力をプラスして、Sitakkeオリジナル連載でお届けします。
名前からしておいしい…みつがあふれるブランドトウモロコシ
前回、江別市・篠津の「滝農園」に弟子入りし、トウモロコシの収穫に挑戦した私。
師匠こだわりのトウモロコシは、「みらい」という品種。
「みらい」は小ぶりで皮が柔らかく、扱いが難しいため一般的にはあまり流通していません。
さらに、師匠が育てるトウモロコシは、あふれ出る白い蜜から「しろみつとろきび」と名付けられ、ブランド化されています。
もう名前からしておいしそう…!
ずっしり身が入ったトウモロコシ…収穫は力仕事です!
ここまで作業をしていて、気がついたのは、本当に全身を使う力仕事だということ。
手を使うだけかと思いましたが、全然違います。
ちなみに師匠は高校生の時から農家をはじめて、20キロ太ったそうです。
体を使ってお腹がすくので「ごはんを食べちゃう」そう。
たしかに、収穫作業をしているとおなかが空いて疲れてしまいますね。
私は1本収穫するのに、30秒はかかっていました。
このペースで間に合うのでしょうか。
師匠からも「もうちょっと早くしてもらえると…」とやんわり指摘が!
このままでは迷惑がかかってしまう…ペースを上げていきます!
作業開始から約1時間…
結構ヘトヘト。
ごめんなさい…もうトウモロコシは見飽きてしまいました…。
ようやくラスト…これでラスト1本です!## 収穫をしたら次は運搬!
収穫がすべて終わりました!
しかし休んでいるヒマはありません!次はどんな作業をするのでしょうか。
収穫時にコンテナに入れたトウモロコシをトラクターに積んで車庫まで運んでいきます。
収穫後の茎をなぎ倒しながら後ろ向きになって入場してきたトラクター。
畑の通路に置かれたコンテナ1つには25本のトウモロコシが入っています。
その重さはなんと…10キロ!
コンテナを1つ持つだけでも辛い…。
そしてこの日積み込むコンテナは…120箱!
コンテナを1箱ずつ持って移動していたら終わりません。
重い!トラクターから下ろすときには、コンテナ3箱を一気に引きます。
結構しんどいです…!
だいぶ握力がなくなってきましたが、最後の力をふり絞りコンテナを下ろしていきます。
100箱分あるのであと1往復半くらい…と思っていたところ!
あぶない!!!せっかく積んだコンテナが倒れそうに…。大事なトウモロコシが詰まっているのでヒヤっとしました…。
ぎりぎりセーフ!
そんな私を見て声をかけてくれたのは、師匠のお父さん、「大師匠」の一芳さん。
「ひっくり返すことはあるから。じぶんたちもあるから大丈夫!」と勇気づけてくれました。
そして、大師匠は私のことを「自分よりも根性があるんじゃない?」と褒めていてくれたそうです。
うれしい!
無事に収穫と運搬の作業は終了!!
え!!生で食べられるの!?
ここで師匠から、「とれたてを食べてみますか?」とご提案が!!
とれたて!もちろん食べたいです!!
でもトウモロコシって普通はゆでたり焼いたりしますよね…??
師匠のトウモロコシはなんと生でも食べられるのです!
芯の方まで実がぎっしりと詰まったトウモロコシ…
とにかくキラキラしています。
あまーい!ゆでていなくてもこんなに甘いの!!!おいしすぎる!
みずみずしくて、身がはじけます!
これが1本500円のブランドトウモロコシ…15万本も売れていく理由にも納得です!
とれたてのおいしさに元気をもらい、ますますやる気が出てきました!
このトウモロコシをはやく食べてもらいたい…それにはまだまだたくさんの作業がありました。
トウモロコシの食べ方の奥深さも教えてもらいましたよ!
27日に公開予定の次回の記事でお伝えします!
【連載】「師匠!私を弟子にしてください!」
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文|HBCアナウンサー 東峰優華
苫小牧市出身。2024年HBC入社。HBCラジオ「いっちゃんおいしいラジオ」などを担当。趣味はサッカー観戦(コンサドーレサポーター)、耳掃除、散歩。特技はスケート、ザンギ作り。Instagramでも発信中。
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は取材時(2025年6月)の情報に基づきます。