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【木造駅舎カタログ】御殿場線004/43 富士岡駅

鉄道チャンネル

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※2020年12月撮影

トップ画像は、御殿場線富士岡駅。富士山が見える駅です。ホームからは西の正面に雄大な富士山を望むことができます。朝日の時間は富士山が順光になります。ただし手前に東名高速道路の高架と駒門パーキングエリアがあります。

駅名は、1889年(明治22年)に発足した富士岡村から付けられましたが、1955年(昭和30年)周辺の町村と合併し御殿場市になり富士岡村は消滅。駅周辺にも富士岡の地名はありません。駅と御殿場富士岡郵便局や御殿場市立富士岡中学校などに名前が残されています。

駅前の郵便ポストに郵便屋さんが集配に来ました。

※2020年12月撮影

駅出入口。建物資産標がありました。記載は「鉄 03-1001 S20年1月」。おそらく駅舎は、大幅に改修されています。

※2020年12月撮影

富士岡駅は、1911年(明治44年)国有鉄道東海道本線の富士岡信号所として開業。勾配区間を上るためのスイッチ・バックがありました。1934年(昭和9年)丹那トンネル開通で東海道本線は熱海経由になり御殿場線になります。

1944年(昭和19年)富士岡駅に昇格。ただし当初は駅の1km南にあった陸軍重砲兵学校富士分教場へ通勤・通学する軍人・軍属専用の駅でした。しかし2ヶ月ほどで一般客の取り扱いを開始。

現在の駅舎は、昭和20年(1945年)に建てられています。

1968年(昭和43年)御殿場駅~沼津駅間が電化されスイッチ・バックは廃止。国鉄分割民営化でJR東海に継承され、1989年(平成元年)現行の島式ホーム1面2線がスイッチ・バックの勾配上に新設され列車交換が可能になりました。旧単式ホームは今のホームよりも北側にありました。

※2020年12月撮影

駅前からですが、この方向では富士山は入りません。

※2020年12月撮影

南側から、少しだけ富士山が入りました。

※2020年12月撮影

駅前は県道156号線が通っています。飲食店が何軒かあって「富士岡駅前商店街」という看板がありました。

※2020年12月撮影

さらに南側です。

※2020年12月撮影

ホームの西側、沼津方面に向かって傾斜のある土手状になってスイッチ・バックの跡が残っていました。

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)

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