【習志野市】集い・つながり・動き出す!団地いどばたラボ 多世代の交流を育む新拠点
習志野市袖ヶ浦団地内に、まちの交流拠点が誕生してもうすぐ1年。
かつて暮らしのそばにあった、活気や交流に満ちた「井戸端」を現代に!
その背景や目的、思いを取材しました。
出会いと交流、にぎわいの地域活性
1967(昭和42)年の入居開始から50 年以上を経て、高齢化に直面する袖ヶ浦団地。
そんな団地の一角に、交流とにぎわいを生み出そうと新拠点「団地いどばたラボ」が誕生しました。
昨年4月のオープン以来、団地居住者をはじめ期間限定の交流施設「JoinSpot袖ヶ浦」の利用者など、団地内外の地域に根差した多世代コミュニティーが育まれています。
「ここに来れば誰かいる、何かある、来て良かったと思える居心地の良い場所を目指しています」。
穏やかにそう話すのは、運営スタッフの一人である黒澤裕子さん。
名称の由来について「活気、にぎわい、温かさ、そんな響きのある『井戸端』を舞台に、団地の枠を超えて地域の皆さんが出会って生まれる化学反応を楽しみながら、イベントや企画を一緒に作り上げていく、そんな実験・実践の意味も込めています」と話します。
第4回開催決定!地域密着イベント
「団地いどばたラボ」には、誰でも無料で利用できる交流スペースと、「好き」「やってみたい」のアイデアの実現を応援する場としてイベントスペースを設置。
「講座や座談会の開催など、初めて踏み出す一歩をサポートします。仲間づくり、何かが始まるきっかけづくり、そしてこの場所を知り、親しみを感じてもらう展開になれば」と黒澤さん。
第4回の開催となるマーケットも周知とにぎわいづくりの一つ。
物品販売やワークショップ、キッチンカーでの飲食販売に加えて、今回は地元サークルらの活動紹介・発表の場も設けるそう。
「まずは訪れていただくことが大切。子育て世代からシニア層まで皆さんを巻き込んで盛り上げたい」利用者からイベント主催者へ、そしてマーケット運営に携わるようになった地域住民もいるとか。
団地いどばたラボの扉、あなたも開いてみませんか?
第4回団地いどばたマーケット
日時/3月9日(土)午前10時~午後3時 ※小雨決行・荒天のみ中止
場所/袖ヶ浦団地ショッピングセンター内の広場
住所/千葉県習志野市袖ケ浦3-5-3
※入場無料 ※購入やワークショップ参加は有料
問い合わせ メールアドレス/idobata.lab@gmail.com
Instagram/@idobata.lab