高校野球秋季四国大会結果と2025年センバツ出場校予想
明徳義塾が高松商を下して優勝
2025年の第97回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。四国大会は11月4日に決勝が行われ、明徳義塾(高知1位)が5-3で高松商(香川1位)を下して4年ぶり12回目の優勝を果たした。
97回目の春は四国から2校選出されるため、明徳義塾の4年ぶり21回目のセンバツ出場は確実と見られる。
決勝は2回に高松商が1点を先制したが、明徳義塾は4回に続木琥太朗のタイムリーなどで4点を奪って逆転。6回にも1点を追加し、先発の池崎安侍朗が10安打を浴びながらも155球を投げて完投した。
明徳義塾は11月20日に開幕する明治神宮大会に出場。2024年夏の甲子園に出場したメンバーが残っており、2季連続の甲子園で大暴れできるか。
センバツ初代王者・高松商も当確
準優勝の高松商も2年ぶり29回目のセンバツは当確。初戦で高知中央(高知2位)に7回コールド勝ちすると、準決勝で新田(愛媛1位)に逆転勝ちと強い勝ちっぷりだった。1924年の第1回センバツで優勝、2016年センバツでも準優勝した名門らしく、来春は存在感を発揮したい。
ベスト4入りした新田(愛媛1位)は英明(香川3位)との接戦を制したが、準決勝で高松商に無念の逆転負け。鳴門渦潮(徳島1位)も尽誠学園(香川2位)を3-2で振り切ったが、明徳義塾に敗れた。
97回目のセンバツは例年と同じ32校が出場。2025年1月24日に行われる選考委員会で一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校の計32校が決定する。3月7日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。
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記事:SPAIA編集部