【今年は発生の多い“表年”】果樹カメムシ類の発生注意!防除対策を徹底するために 神戸市など
5月20日、令和8年度の病害虫発生予察注意報第1号が発表され、果樹カメムシ類の発生が増加していることが公表されました。対象となる果樹はびわ、もも、なし、かんきつ、かきなどで、県内全域で発生が多いとされています。
果樹カメムシ類は隔年性があり、本年度は発生の多い”表年”に該当するといいます。
兵庫県によると、特に朝来市、加西市、南あわじ市の3地点で設置しているフェロモントラップにより調査した結果、加西市では過去5年の表年平均を大きく上回る誘殺数が確認されたといいます。
果樹カメムシ類は例年4月中旬から活動を開始し、5月中旬から7月下旬まで多く発生。今年は昨年秋に越冬成虫の誘殺数が多かったことから、越冬量が多いと推測され、気温上昇も相まって被害拡大が懸念されています。
防除対策としては、果樹園ごとに見回りを行い、発生が確認された場合は速やかに薬剤散布を行うことが推奨されています。
なお果樹カメムシ類の発生増加が、ただちに一般住宅への大量飛来を意味するわけではありません。ただ、カメムシ類は光に誘引されることがあり、山林や果樹園に近い住宅地では生活圏で見かける可能性もあります。
洗濯物を取り込む前に軽く払う、網戸や窓まわりの隙間を確認する、夜間に明かりへ寄ってきた個体を室内に入れないよう注意するなど、家庭でできる範囲の対策を意識しておくとよさそうです。