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大和ゆとりの森 ネーミングライツを導入 市内の公共施設で初

タウンニュース

大和ゆとりの森の北側=9日

大和市はこのほど、自主財源の確保などを目的として大和ゆとりの森(福田)でネーミングライツ(命名権)を導入することを決めた。同施設の指定管理者が優先交渉権者となり、来年4月から愛称の使用が開始される。

ネーミングライツは、施設に企業名や商品名を愛称として付ける権利のこと。企業や団体側にとっては自社のPRが期待でき、市はネーミングライツ料が得られるメリットがある。大和市の近隣では綾瀬市オーエンス文化会館(綾瀬市文化会館)や、レモンガススタジアム平塚(平塚競技場)などがある。

大和市では、コミュニティバス「やまとんGO」バス停の名称に同制度を導入しているが、公共施設は今回が初めて。大和スポーツセンター(上草柳)の愛称である「やまとなでしこスタジアム」は市が命名したもので、ネーミングライツによる愛称ではない。

市みどり公園課によると、現在の指定管理者である共同事業体「やまとスポレク・パートナーズ」の指定期間が今年度で終了することから、大和ゆとりの森が対象施設に選ばれた。

2020年から指定管理を担う同事業体は4つの事業者で構成され、次期指定管理者の候補者でもある。市は4者を優先交渉権者として来年1月末までネーミングライツの交渉を行う。この間、ネーミングライツ料について市の希望額は公表しないという。

優先交渉がまとまらない場合は市内外の企業や団体から公募し、市の希望額も公表する方針。

契約期間は25〜29年度までの5年間で、市が今年7月に策定した「ネーミングライツ導入ガイドライン」に基づきスポンサーを選定する。

市政策総務課の担当者は「他施設の命名権についても検討を進めたい」と話している。

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