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【韓国時代劇】プリンスの恋に胸キュン!ロマンティックな「世子」歴代ドラマ7選

Danmee

KBS『雲が描いた月明り』主演パク・ボゴム ©Danmee

新作ドラマ『この川には月が流れる』(原題:이강에는 달이 흐른다/MBC/2025)で、主演カン・テオが魅力的な世子に扮して物語を盛り上げています。

韓ドラロマンス時代劇において欠かせない存在ともいえる世子(せし/皇太子)。誰が演じるか、どんなキャラクターであるのかは、ドラマの人気を大きく左右するポイントの1つで、これまで数多くの役者が、世子役で視聴者を虜にしてきました。

家柄が保証されており、地位も高く経済的にも余裕があり、国王ではありませんがその分自由度のある彼らは、現代劇でいうところの御曹司のような立ち位置で物語をドラマチックに彩ります。

また、次期王であることから、中堅やベテラン俳優ではなく、若手に分類されるイケメン俳優が抜擢されることがほとんどで、秀でたルックスはもちろん、高い演技力まで持つ役者が大活躍してファンをさらに獲得することも少なくありません。

そこで本記事では、世子が繰り広げるロマンティックで胸キュンせずにはいられないロマンス時代劇を紹介します。

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屋根部屋のプリンス (SBS/2012)

『屋根部屋のプリンス』は、パク・ユチョンが、現代にタイムスリップした朝鮮時代の世子に扮して、爆発的人気を誇った大ヒット作。彼が役者として、さらにステップアップすることになった代表作の1つです。

皇太子らしさを感じさせる威厳ある姿と、現代の文化に戸惑うコミカルな演技、そして心温まるロマンス演技までしっかりと描き出したとの評価を得ています。

●キャスト:パク・ユチョン、ハン・ジミン、イ・テソン、チョン・ユミ、チェ・ウシク 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月11日現在):U-NEXT、ABEMA、Lemino

太陽を抱く月 (MBC/2012)

『太陽を抱く月』は、まだ少年のようなフレッシュさが漂っていたキム・スヒョンが、悲しい初恋に心を痛め、愛する人を静かに恋しがる演技で視聴者を惹きつけた作品。

政務においてはカリスマ溢れる一面を見せますが、いざ初恋の人のこととなれば、別人のような姿を見せひどく涙することも。切ない恋の物語の行方を、最後まで見届けたくなる演技を披露しています。

●キャスト:キム・スヒョン、ハン・ガイン、チョン・イル、キム・ミンソ、ソヌ・ジェドク 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月11日現在):U-NEXT、TELASA、ABEMA、Rakuten TV、Lemino、Hulu

雲が描いた月明り (KBS/2016)

『雲が描いた月明り』は、パク・ボゴムが描き出したツンデレ世子にノックダウンされた人が多かった作品。彼にとって初の時代劇とは思えない安定感ある演技で、物語はもちろんドラマ自体の人気も牽引しました。

その結果、『第53回 百想芸術大賞』ではテレビ部門の人気賞に、『2016 KBS演技大賞』では男性最優秀賞をはじめ、相手役のキム・ユジョンと共にベストカップル賞に輝くなど、他にも栄誉ある賞を数多く手にしています。

●キャスト:パク・ボゴム、キム・ユジョン、ジニョン、チェ・スビン、クァク・ドンヨン 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月11日現在):U-NEXT、Lemino

赤い袖先 (MBC/2021)

『赤い袖先』は、イ・ジュノ(2PM)が、色気と威厳の両方を併せ持つ彼だけの世子を描き出して、世界中のドラマファンの心を射止めた大ヒット作。魅力的な王に一途に愛されるヒロインを、羨ましく思った視聴者もいたほど。

心地のよい強引さや、自身の気持ちをストレートに伝えるセリフの数々、そしてなんといっても役の心を語っているかのような、ヒロインに向ける優しい眼差しが見どころとなっています。

●キャスト:イ・ジュノ、イ・セヨン、カン・フン、イ・ドクファ、パク・ジヨン 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月11日現在):U-NEXT、Lemino

100日の郎君様 (tvN/2018)

『100日の郎君様』は、ド・ギョンスが、小細工はなしに内から滲み出てくるような魅力を持つ世子を演じて、役と物語に説得力を持たせたと言っても過言ではない作品。

ドラマの性質上、意図的な胸キュンシーンはいくつか登場しますが、どれも彼が自然に演じており違和感がないのが特徴。また、典型的なトキメキを誘発する設定よりも、知的な一面をみせるワンシーンでド・ギョンスらしさが光り、ロマンチックな雰囲気を漂わせて、よくあるロマンス時代劇とは少々異なる魅力で視聴者を楽しませてくれます。

●キャスト:ド・ギョンス(EXO)、ナム・ジヒョン、チョ・ソンハ、チョ・ハンチョル、オ・ヨナ 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月11日現在):U-NEXT、Rakuten TV、TELASA、ABEMA、Netflix、DMM TV、FOD、Lemino、Hulu

麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~ (SBS/2016)

『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』は、イ・ジュンギが、心に傷を持ち影のある世子を演じて好評を得ました。冷徹な一面もありますが、不意に見せる不器用な優しさにギャップ萌えすること間違いなし。

その他、カン・ハヌルやナム・ジュヒョク、ベクヒョン(EXO)など、7人のイケメン俳優が皇太子役を演じており、それぞれ異なるキャラクターが魅せる感情表現やドラマチックなシーンの数々は、ドラマファンの心を鷲掴みにします。

●キャスト:イ・ジュンギ、イ・ジウン、カン・ハヌル、ホン・ジョンヒョン、ナム・ジュヒョク 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月11日現在):Amazon Prime Video、Rakuten TV、Lemino、U-NEXT、TELASA

恋慕 (KBS/2021)

最後に番外編として『恋慕』をご紹介します。女優パク・ウンビンが男装女子として世子を熱演して、世界中で大きな話題を呼んだグローバル大ヒット作です。

小柄な彼女が、袞龍袍(こんりょうほう/王が着る龍の刺繍がある服)に着られるどころか威厳を感じさせ、クールに振る舞ったかと思えば、好きな人の前ではたちまち少女のようになってしまうのは圧巻。世子としての一面と恋する女性の姿を見事に両立させ、役に説得力を持たせています。

●キャスト:パク・ウンビン、ロウン、ナム・ユンス、チェ・ビョンチャン、ぺ・ユンギョン 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月11日現在):Netflix

(ライター/西谷瀬里)

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