釣りのタックル入れ替え時の注意点 情報だけで判断せず実際に手に取って確認しよう
タックルの入れ替えはアングラーにとって大切なイベントですが、いきなり通販で購入すると後悔することもあります。実際に手に取って確認し、スペックを比較することで失敗を防げます。また、ハイエンドクラスのタックルが高額な場合は、中古釣具店の活用も選択肢の一つです。本記事では、タックル入れ替え時の注意点や金銭的なやりくりのコツをご紹介します。
アングラーのタックルの入れ替え
アングラーの皆さんそれぞれ好きな釣りモノがあると思います。やり込んでいくほど「もっと良い竿が欲しいな」とか「このリールを使ってみたいな」と思うのは、釣り人の性というものですよね(笑)。
各々金銭的な事情もあるかと思いますが、せっかくの趣味の時間。大切な趣味の時間を有意義に過ごすためにも、自分が使いたい道具でフィールドに出たいですよね。
今回は、タックルを入れ替える際に筆者なりに気を付けた金銭面でのやりくりのポイントなどをお伝えできればと思います。「初めてタックルを入れ替えようと思っている」という方の参考になれば嬉しいです。
筆者もまだまだ駆け出しのアングラー。等身大の立場でタックルの入れ替えについてお届けできればと思います。
実際に手に取って確認しよう
好きなメーカーの新商品や、憧れのプロアングラーが監修したロッドなど、釣り道具の入れ替えには常に誘惑が付きまとうものです。筆者も衝動的に買ってしまい、後悔したことが何度もあります(笑)。
まず、欲しいと思ったロッド・リールが行きつけの釣具店の店頭にあるなら、いきなり通販で購入せず、欲しい番手を実際に手に取って確認してから購入しましょう。
店頭に在庫がないメーカーもあるため、その場合は周囲で持っている人にお願いして、実際にフィールドで触らせてもらってから購入を検討するのがベストです。
感触が確認できない場合
どうしても手に取れない場合は、タックルのスペックを隅々まで確認しましょう。ロッドなら、扱えるルアーウェイト、ラインの太さ、タックル自体の重さなどを、今使っているタックルと比較して判断するのがおすすめです。
または、SNSで実際に使用している人にコンタクトを取り、感想を聞くのも良い方法です。
釣り仲間が増えたことで、筆者も今でこそ周囲に聞けるようになりましたが、仲間がいない頃はその辺が全くわからず苦労しました(泣)。
駆け出しのアングラーにとって、タックルの入れ替えは一大イベント。なるべく手に取って判断してから購入するのがベストですよ。
ハイエンドクラスは中古も視野に入れる
ハイエンドクラスのタックルに入れ替えるとなると、懐事情的に厳しい方もいるかと思います(泣)。
「もう実際に触ってみたので購入したいけど、値段が……」という方には、中古釣具という選択肢もあります!状態の良い中古品を選べば、新品よりも1万円ほどお得になることも。
筆者も販売当初より1万円近く安くて状態の良いロッドを手に入れたことがあり、周囲の釣り仲間も中古釣具を活用している人が多いです。
リールは新品で購入するのがおすすめ
中古品の場合、いくら説明が書かれていても、実際に手に取ると巻き感に違和感を感じることがあります。
ロッドは、ガイドにひび割れが入っていたり、ブランクスに大きな傷が入っていない限り、そこまで大きな影響を受けません。
しかし、リールは細部の性能の兼ね合いがあるため、新品に勝るものはありません!もし中古品を購入する場合は、上記の点に留意して選びましょう。
タックル入れ替え時の金銭的やりくり術
何人かの釣り仲間にタックル入れ替えについて聞いたところ、今まで使っていたロッドやリールを中古釣具店に売却し、そのお金と給料で新しいタックルを購入しているとのことでした。
また、人によってはボーナスでまとめて購入する方もいるそうです。「なんでみんなハイエンドクラスのロッドをそんなに持てるんだ!?」と疑問に思っていましたが、ボーナスで揃えているという話を聞いて納得しました(笑)。
色々な話を聞いて、筆者もボーナスでロッドを2本購入しました!
タックル入れ替えは後悔しないように
タックルの入れ替えは、お財布にも釣りの活動にも大きく影響する、釣りライフの一大イベントです。
特にハイエンドクラスのタックルを購入する際は、慎重に吟味を重ねて購入しましょう。これから初めてタックルを入れ替える方や、タックルの入れ替えや購入時の金銭的やりくりに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
<久末大二郎/TSURINEWSライター>