旧・サンパル跡地の「雲井通5丁目 仮囲いギャラリー」で三宮の歩みに触れる 神戸市
三宮エリアで新たに整備される中・長距離バスターミナルの名称が『バスタ神戸三宮』に決定。現地を訪れると、周辺では「雲井通5丁目の歴史を語る“仮囲いギャラリー”」が展開されており、街の記憶を切り取った写真が並んでいます。
令和4年5月に閉館した『旧・サンパル』の解体工事に伴い誕生したギャラリー。『サンパル』の位置・北側にあたる「三宮東あじさい通り商店街」沿いに展示されています。
昭和30~40年代を皮切りに、当時の街の姿を伝える写真が紹介されています。昭和44年頃の「人と車でにぎわう三の宮駅東問屋街」を写した一枚は、現在とはまったく異なる景色でありながら、活気に満ちた雰囲気は今と変わりません。
昭和56年10月頃には『サンパル』が完成。同時期には「ポートライナー」も開業し、神戸の街全体が大きく進化していった時代でもあります。
神戸の歴史を語る上で避けては通れない、平成7年に発生した「阪神・淡路大震災」の記憶も。ビルの倒壊やライフラインの停止といった深刻な状況の一方で、復旧に向けて人々が助け合う姿も記録されています。
そして令和4年春、各テナントが『サンパル』での営業に幕を下ろしました。一部の店舗は移転というかたちで営業を継続しており、その移転先についても同ギャラリー内で紹介されています。
新ビルの名称は『神戸三宮TWINGATE(ツインゲート)』に決定し、2027年度頃の完成が予定されています。
館内には新たなバスターミナルのほか、文化ホールや図書館、オフィスが整備されるのだとか。さらに、24階から32階にかけては、『EVOL HOTEL KOBE(仮称)』の入居も計画されています。
工事期間中は歩道の一部が閉鎖され、少し遠回りが必要になりますが、歩きながらギャラリーを鑑賞しつつ、完成の日を心待ちにしたいですね。
場所
雲井通5丁目の歴史を語る仮囲いギャラリー
(神戸市中央区雲井通5)