胃もたれに効く!消化を助ける鉄板食材8選|キャベツと大根が「天然の胃薬」になる理由
食後のムカつき・胃の重さに効く!身近な食材で胃腸をラクにする方法
胃がスーッとラクになる消化を助けたいときの鉄板食材
胃と腸が弱い人はキャベツと大根を常備
消化不良による胃のもたれやムカつき、吐き気などに襲われがちな方は、食材選びだけで症状が軽減されることがあります。
まずおすすめなのがキャベツです。豊富に含まれるキャベジン(ビタミンU)には、消化を助ける酵素が多く含まれており、胃もたれや胸やけの軽減が期待できます。消化の悪い揚げ物にキャベツの千切りが付くのは、こんな理由があるからです。さらに、胃酸の分泌を抑えて胃腸の粘膜を保護してくれるため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防・改善にも役立つとされています。
消化を助けるもうひとつの食材は大根です。さまざまな消化酵素を含み「自然の消化剤」といわれるほどの強力な働きを見せます。生で食べると胃を冷やし、加熱すると胃を温めるという逆の作用になるため、状況や症状に応じて使い分けが必要です。
そのほか、玉ねぎやパイナップル、きのこ類や緑黄色野菜の効用も見逃せません。玉ねぎの辛み成分である硫化アリルは、胃液の分泌を促して食欲の増進をはかります。パイナップルにはブロメラインというたんぱく質分解酵素が含まれているので、肉や魚と一緒に食べることで消化効率が高まるのです。胃や腸の働きを整える代表的な食材を紹介しました。身近なものばかりですから、いつものレシピにぜひ加えてみてください。
胃の働きを促進して消化を助けてくれる食材
キャベツ
キャベジン(ビタミンU)が豊富で、胃の粘膜を保護し、胃酸の分泌を抑えてくれます。また、でんぷんを分解するジアスターゼも含まれ、消化を助けてくれる働きが。
大根
でんぷんの消化を助ける酵素ジアスターゼが含まれています。ジアスターゼは熱に弱いため、生食が最適。とくに大根おろしで食べると効果を最大限に摂取できます。
山いも
でんぷんを分解する消化酵素のジアスターゼの含有量は大根の2 ~3倍ともいわれています。そのまま食べてもいいですがすりおろすことでより効果を発揮。
にんじん
豊富に含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変換され、荒れた胃粘膜の修復や保護に役立ちます。また水溶性食物繊維のペクチンは腸内環境を整え、便通を改善。
なめこ
ヌルヌルしたぬめり成分(ペクチン)が、消化を助け、胃の粘膜を保護します。消化液による刺激から粘膜を守り、胃もたれや胃痛を予防する効果が期待できます。
パイナップル
消化を促すブロメラインはたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)の一種で、胃もたれや消化不良を防止。 また、クエン酸も含まれ、胃酸の分泌を促し、消化を助けます。
玉ねぎ
たんぱく質分解酵素のプロテアーゼが含まれ、消化を促進します。また、生の玉ねぎに含まれる硫化アリルは、胃液の分泌を促しますが、食べ過ぎると逆効果に。
ブロッコリー
キャベツから発見され、胃薬などにも使われるビタミンU(キャベジン)が豊富に含まれています。胃酸の分泌を抑え、胃粘膜の修復を助ける効果が期待できます。
きのこ類、緑黄色野菜(ビタミンA)は胃の粘膜を強化し、
胃の消化を助け、働きをよくしてくれる!
※大量に食べることはイメージしていません。また、胃がかなり弱っている場合は「食物繊維」が豊富な食材は控えましょう。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話』著:福原 真一郎