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NBAラプターズのジョンテイ・ポーターが賭博規定違反で永久追放に…健康状態を知人に漏洩、自身も10試合以上にベッティング

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ジョンテイ・ポーター,Ⓒゲッティイメージズ

知人が「ポーターの不振」に約1200万円をベット

NBAは現地時間17日、トロント・ラプターズに所属するジョンテイ・ポーターをNBAから永久追放処分とすることを発表した。

リーグの調査によると、ポーターに賭博に関する規定の違反が発覚。自身に関する重要な情報を賭博参加者に漏洩し、八百長に加担していたことなどが明らかとなった。

具体的な例として取り上げられたのが、現地3月20日にスコシアバンク・アリーナで行われたサクラメント・キングス戦でのひと幕。ポーターは第1クォーターの残り2分43秒からコートに入り、第1クォーター終了までプレー。以降この試合への出場はなかった。

ところが、後の調査でポーターがこの試合の前に自身の健康状態を知人に伝えていたことが発覚。体調不良を訴えて自ら出場時間を意図的に制限しただけでなく、この試合では「ポーターの不振」に8万ドル(約1200万円)が賭けられていた。

払戻金は110万ドル(約1億7000万円)にのぼるはずだったが、異常なベッティング活動と選手による違反行為が発覚したため、この賭けは凍結されて支払いは行われなかったという。

さらに今年1月から3月にかけては、ポーター自身も仲間のアカウントを利用してNBAの試合へのベッティングを行っていたことが明らかに。

その数は「少なくとも13回」ということまで判明し、約800万円を賭けて約1100万円の払戻を受けていたとのこと。なお、自身が所属するラプターズの試合も含まれていたが、その試合に関してはポーターの出場はなかった。

リーグは今後も調査を継続して行う方針を示しており、連邦検察と情報共有を行いながら信頼回復に努める旨を発表。今後の展開に引き続き注目だ。

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記事:SPAIA編集部

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