【千葉市稲毛区】ワークショップ開催も!みんなで街を盛り上げる「na.ni.ca*」
昨年12月に実施し、大盛況だった「ひがしこうえんマルシェ」の仕掛け人「na.ni.ca*(ナニカ)」を取材しました。
子育てが落ち着いた今だからできること
昨年12月3日に稲毛東公園(千葉市稲毛区稲毛東5-8)で開催された「ひがしこうえんマルシェ」。
当日は雑貨の販売やワークショップ、キッチンカーなどが軒を連ね、子どもからお年寄りまで多くの人でにぎわいました。
マルシェを企画したのは、街のサードプレイスづくりを目指す「na.ni.ca*」。
「いつものまちをもっとたのしく」をコンセプトに、2022年12月に誕生した新しい団体です。
発足の中心となったのは、子どもが成人するなど子育てが一段落した世代。
その一人、原田さんは「子育て中は、わが子の事で忙しくてなかなか周囲に目を配ることが難しくて。子どもの手が離れた今だからこそ、地域の子どもたちやその親御さんに向けて何かしたいと思ったのです」と話します。
さらに、新型コロナウイルス感染症の流行も大きなきっかけとなりました。
「学校行事も地域のお祭りも次々と中止になる中で、子どもたちの楽しみや大人同士の交流の場が失われている」。
そこに課題を感じて、22年9月に稲毛東公園で小規模な縁日「おまつりごっこ」を仲間と一緒に実施しました。
すると、予想を上回る人出が。
地域でのニーズを感じた原田さんは、友人の河村さん、木村さんらと共に「na.ni.ca*」の立ち上げを決意します。
世代の垣根を超えて地域を元気にしたい
現在のメンバーは8人。
今年は12月の「第2回ひがしこうえんマルシェ」をメインに、同公園で幅広い世代が楽しめるイベントをいくつか考案中です。
また、1、2カ月に1度のワークショップ開催を通して地域での交流を深めていく予定。
自治会主催のお祭りを手伝うなど高齢化が進む地域の自治会とも連携し、稲毛エリア全体を盛り上げていきます。
「イベントに参加してくれる人はもちろん、一緒に企画してくれる仲間をどんどん増やして地域を元気にしたい」と意気込む3人。
子育て世代はもちろん、子育てが少し落ち着いた世代やシニア世代をも巻き込んで、地域の活性化に取り組みます。
na.ni.ca*と作ろう ワークショップ 「つまみ細工で作る雛(ひな)飾り」
日時/1月25日(木) (第1部)午後1時~午後2時30分(第2部)午後3時~午後4時30分 会場/稲毛いきいきプラザ 集会室 住所/千葉県千葉市稲毛区稲毛東6-19-1 費用/2000円
問い合わせ・申し込み 電話番号/043-247-7843 河村(フィオリスタうちやま内) Instagram/@na_ni_ca_inage