葉山警察署が神奈川県警創立150年記念逮捕術大会で初優勝
神奈川県警察創立150年記念逮捕術大会が6月14日、県警察学校武道館(横浜市栄区)で行われ、葉山警察署(柳川謙司署長)が小規模警察署クラス(18署)で初優勝を果たした。
逮捕術は警察官が犯人から抵抗を受けた際、相手に与える打撃を最小限にとどめ、安全かつ効果的に制圧逮捕するための警察独自の技術。
大会には控え選手も含め9人が出場。女性警官による「警棒対警棒」、「徒手対徒手」、「警棒対警棒」「徒手対短刀」「警棒対短刀」「警棒対警杖」の6種目で争った。
1回戦は泉署と対戦し、4勝1敗1分けで勝利。準々決勝の対鎌倉署、準決勝の松田署、決勝の田浦署はいずれも代表戦までもつれ込む混戦だったが、県逮捕術特別訓練員の若手選手が代表戦を制し、葉山署に初優勝をもたらした。
出場選手はゴールデンウィーク前から剣道指導員の齋藤浩警部補(7段)と、柔道指導員の古田秀州(ひでくに)警部補(5段)に稽古をつけてもらい、大会に臨んだ。
柳川署長は「日々の練習が実を結び、署員の執行力の高さが証明された。町民、県民の皆さんの安全安心を守るために、これからも頑張ってもらいたい」と署員にエールを送った。